98年7月3日 | タモリ倶楽部 フィギュア愛好者の優雅な世界 | |||||||||
ゲスト:浅草キッド、河崎実、塚本兼司、山田五郎、岸竹志 | ||||||||||
近頃はフィギュア(タモリ曰く「人形」)ブームが再来しているようで、特にプロレスものだとかエヴァンゲリオンものあたりの人気が高いらしい。今回はそんなフィギュアの奥深さを堪能し、その世界を垣間見る。まずは塚本が店長を務めるフィギュア専門店でフィギュアを観察するのだが、そこにはアニメなどとは関係ないオリジナルのエロフィギュアも多くあり、とくに塚本の趣味か、ボンテージものが多いのである。このへんはタモリの嗜好と一致するところ、おりしもどこからともなく河崎(番組の恒例企画、ビデオ大賞で大賞受賞作品「メスパイ」を撮った監督)、山田といった同好の士も集ってきたところで実際にエロフィギュアを作ろう、ということになる。つくる段階に入る時はきちんと講師としてフィギュア界の巨匠である岸を招き、段階を踏んでつくってゆくことになる。実際に彩色も行っているのでそれなりに本格的である。一応完成見本もあるがそれにはとらわれず塗っていこうということになっている。この段階についてはプラモデルの製作と重なる部分が多いので割愛。みなテレビの仕事を忘れ無口になってしまったのでエロ言葉しりとりなぞに興じながらの彩色である。その途中で安斎が乱入して空耳に突入。空耳後は各自の完成品を、タイトルをつけたうえで発表である。河崎のそれは「アンヌの午後」、山田は「未完の失楽園」、タモリは「普段えらそうな事言ってるくせに…」、水道橋は「妄想の果てに」、玉袋は「チョコボール・ナオミのスネーキー・モンキー蛇拳」。軽い品評を経てからそれぞれが自分の作品をもらうというかたちで締めである。フィギュアは好きなわけではないからどのくらいすごい人が出てるのかとかはわからんのだよな。
空耳アワーの結果 他の出演者が必死に塗装している中で進行するという異様な状況。ゆえにしょっちゅう後ろから「うるさいよ」などといった声が飛び、玉袋に至ってはフィギュアの手を左右間違える始末。安斎が早く来れば番組が押し、番組が巻いた時は安斎が遅れてくるというのがパターン化しているらしい。
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