97年10月17日 タモリ倶楽部 レコタイ紅白歌合戦
ゲスト:松尾貴史、萩原健太、根本敬、湯浅学
音楽界の総決算的一大イベント。レコタイとはレコードタイトルの略。レコードタイトルのインパクトで優劣を競う。紅組の根本と白組の湯浅が自慢のレコードタイトルを見せて、その曲を実際に聴いてみる権威あるイベント。タモリ、松尾、萩原が審査員で、松尾と萩原は礼服をきちんと準備してくる気合のはいりよう。去年は白組が勝った。今年も両軍充実のラインナップで勝負の行方は全く読めない。両軍1曲ずつ対決し、その都度審査員の多数決によって1回戦ごとの勝敗を決める。白熱の組み合わせは「たにしどの」(紅・大場いたる・勝利)対「抹香鯨のバラード」(白・井関真人)、「お酒でウットリキッスでネットリ」(紅・葵美千代)対「焼鳥サンバ」(白・あおきあい・勝利)、「海の底から来たのか君は」(紅・港孝也・勝利)対「ズボンの折目」(白・大橋節夫)、「痛い痛い痛いのよ」(紅・應蘭芳・勝利)対「鞭で打たれて愛されて」(白・池亜里沙)、ここからは対戦結果のみの表示で「謎の女「B」」(紅・平岡精二)対「金髪仁義」(白・サリー・メイ・勝利)、「刑法第212条」(紅・瑞紗マリエ・勝利)対「人間製造株式会社」(白・三条政一)、「キリスト神様仏様」(紅・大田美喜)対「恐山哀歌」(白・蛯名大五郎・勝利)、「引っ込み思案」(紅・丘圭吾)対「生まれてしまってごめんなさい」(白・五城昭彦・勝利)、そして大トリが「父ちゃんどこさ行った」(紅・奈良寮子・勝利)対「オッパイちゃんが自慢です」(白・渚まさ子)。発表された対戦結果は6対4で紅組勝利。5対4のような気がするが。勝利チームから出される最優秀レコタイ大賞には「海の底から来たのか君は」が選ばれる。勝利チームキャプテンの根本には副賞としてクズレコードダンボール一箱分が贈られた。レベルの高い音楽ネタの中でも特に優秀な回。

空耳アワーの結果

異例の「なし」。つまらなかったというわけではなく、むしろ面白い方でTシャツと手ぬぐいがセットで送られる予定だったが葉書に「賞品とかは別に要りません」と書いてあったばかりに送られないことになった。彼らのことだから本当に送ってないだろう。

ミュージシャン 曲名 賞品
ビーチボーイズ シャットダウン Tシャツ
ランシド タイム ボム なし

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