09年6月5日 | 今夜語ろう!! 原田芳雄 カシオペア乗車全記録 | ||||||||||||
ゲスト:原田芳雄、松尾貴史、土井智生 | |||||||||||||
鉄道ファン憧れの寝台列車・カシオペアに先日原田が乗ったらしく、その報告を行いたい、というのが今回。タモリも先んじて乗っていたため、原田の興奮や記念写真を中心に、カシオペア乗車経験者二人の自慢話がダラダラ展開される。 カシオペアの魅力はというと、日本で一番新しい寝台列車であること、ホスピタリティが優れていること、全車A寝台などなど。魅力を更に増していることがあって、それがチケットのプラチナ感。映画出演の条件としてカシオペア乗車を打診された土井によれば、指定席券が乗車日の1ヶ月前の午前10時に発売開始されることから、人気の券は10時になった瞬間に全国の端末から発券希望が送られる、いわゆる10時打ちの対象になるため、取得が非常に大変なのだと。このため、スタッフ7人が49ヶ所を回って依頼したところ、ただ1ヶ所(武蔵新城駅)で10時打ちに成功、原田のカシオペア乗車と映画出演が同時に叶うこととなった。 激戦をくぐり抜け原田が乗ったのは、一人4万円超のカシオペアスイートメゾネットタイプ。青森での撮影終了後、札幌→上野の上り線に乗車したが、カシオペアを堪能すべくまずは札幌まで電車で移動。特急スーパー白鳥と特急スーパー北斗を乗り継ぎ、発車の30分ほど前に札幌に到着。カシオペアの入線時は大スターを迎えるかのようにドキドキだったのだとか。写真も一人では間に合わないので、先頭車両と最後尾と、二手に分かれて撮影したのだと。乗車してもまずは説明を聞いたり、4桁のルームキーを設定したり。原田が設定したのは4405(ヨシオGO)。いやはや。 列車は16時12分に出発するが、早速できあがる原田。札幌市内でウェルカムワインを嗜む写真が出てきたが、既に目がトロンとしている。食事は事前予約しており、21時に食堂車にて。洋食と和食が選べるが、原田は和食を選び、豪華な懐石御膳が供された。22時頃に部屋に戻り、呑みの仕上げに備えて部屋についているシャワーを浴びる。付属のアメニティは持ち帰り可能なようで、原田は当然一式持ち帰ってきていた。ベッドルームもしっかりしたつくり。寝台列車ではあまり寝られないという原田もぐっする眠ったようだ。とはいえ、仕上げの呑みが長く、寝たのは仙台駅付近、4時過ぎだったよう(上野→札幌の下りに乗ったタモリは仙台の記憶がないらしい)だが。 寝る間も惜しい原田は睡眠は3時間程度で7時30分頃起床。コーヒーとカシオペア弁当を嗜んだ。列車は9時25分に上野に到着、ヘッドマークと記念撮影した原田はそこから反省会という名の打ち上げへ。こうして宿願叶いカシオペアに乗車した原田、夢は広がり、次はトワイライトエクスプレス(日本海側を通って大阪〜札幌間を結ぶ寝台列車)の報告会だ、と。タモリに至っては、サンライズ出雲(サンライズ瀬戸)で姫路へ出て大阪へ移動、トワイライトエクスプレスで札幌へ行ってカシオペアで上野へ、ということをやりたいらしい。そのためには3日間徹夜でもいいのだとか。 豪華な寝台列車といえば、鉄だった中学時代の友人の影響でまずトワイライトエクスプレスを思い浮かべるのだが、カシオペアも負けず劣らず豪華なのか。「旅行は出発するまでが楽しい」といった意味合いの話を企画にも反映させたのか、10時打ちの苦労など、発車までの話がけっこう長いのだけど、むしろそちらの方が個人的には楽しめた感じ。途中で「二人の思いを共有するため」に走るカシオペアの映像や車窓からの風景が流れたが、あれは必要だったのだろうか。写真だけで十分だった気も。今回の3人のみ(土井はちょっとした出てないので)の企画はたまにあるが、原田に酒が入ってテンションが高かったせいか、キッシュのあしらいぶりがいつも以上だったような。最近の出演の半分くらいは原田のお守りという気がするしなあ…。カレー屋が忙しいのかもしれないが、原田と組んでないキッチュもたまには見たい。それにしても、「ハチミツとクローバー」で「勢いでカシオペアに乗車してしまったが空きがあった」(しかも原田が乗ったのと同じメゾネットタイプ…ってハチクロで乗るのも原田さんか)って下りがあったけど、このレア度を見るにあれは寓話の世界なのだろうか。 空耳アワーの結果
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