09年2月13日 | 「酒とつまみ」持ち込み企画 今夜決定! 焼酎お湯割りに一番合う梅干し in 梅屋敷 | ||||||||||||
ゲスト:マギー(進行)、大竹聡、斎藤正、なぎら健壱、井筒和幸、山崎樹範 | |||||||||||||
寒い時はやっぱり焼酎のお湯割り。それに乗じておなじみ「酒とつまみ」が企画を持ち込んできた。それが今回の企画、焼酎のお湯割りに一番合う梅干しを見つけるというもの。雑誌でやればよさそうなものだが、企画がまともすぎて雑誌ではできないとのこと。タモリや井筒はそもそも梅など入れない派のようだが、そこは今回使う酒が甲類焼酎であるからして、梅で味を引き出すことに意味がある、とはなぎらの弁。 味比べにあたっては、実際に呑んでいくと味覚がおかしくなるので、生の焼酎に通して梅を食べていくことになった。そしてそれがお湯割りになったらどうなるか、というのを想像していくのだそうだ。しかしそんな企画に呑ん兵衛連中は早くも白けムード。とりあえずの最初の梅は白梅干し。しかし梅干しが勝ってしまう(梅の味しかしない)とのこと、企画倒れの予感が…。次は赤じそ漬け。呑めない状況を打破すべく、井筒が梅の取り皿にわざと焼酎をこぼすという姑息な技が飛び出した。焼酎との相性はほとんど差がないものの、わずかに白梅干しよりは勝っているようだ。 かつお梅はこれだけ梅が勝つ状況下にあっても合わないことがはっきりわかるもよう。梅干しとして美味しいものが必ずしも合うわけではない、という一つの指標が生まれた。昆布梅はかつお梅よりは合いそうらしく、評価もあまり低くない。はちみつ漬けはかなり甘く、女性は好きかも、という評価。年寄りには甘すぎのようで、酔い始めた井筒など、口直しにと生の焼酎を飲み始める始末。カリカリ漬けはさすがに合わないと完全否定。以上を踏まえ、お湯割りに合いそうな梅干しをセレクト、実際にお湯割りにして試飲してみることに。 試飲はなぎらセレクトの白梅干しから。各人の流儀について意見交換しつつ呑んでいくが、そもそも食べた時の印象とは全然違うようだ。塩気がかなり強くないと割るのには向かない、とのこと。井筒セレクトの赤じそ漬けは、梅が2個用意されたことからタモリが二胡のマネに走ってしまい、あまり味について語られず。山崎セレクトの昆布梅は昆布も梅もあまり感じないようだが、つまみとして食う分にはかなりいいようだ。最後にタモリセレクトのはちみつ漬け。まるで違うものになったらしいが、これはこれで旨いと評判。普段あまり甘い酒を呑まないタモリにも好評だった。 以上を踏まえてお湯割りに一番合う梅干しは井筒すらも支持した(一杯で飽きそう、とのことだけど)はちみつ漬けに決定。結局井筒はベロベロでクダを巻く結果に。 来ました井筒を伴う呑み企画。ただ、彼は酔っ払ったものの、あまり暴れてないしギリギリまで保った感じはするし、このくらいなら許容範囲かなと思われる。マギーや酒とつまみ編集部など、面子がいつもと違うのである程度の自制もあったのかもしれないけど。酒はほとんど呑めず、特にお湯割りなんて呑んだこともないので、企画についてはなんとも言えず。どんな梅が合うか、よりかつお梅が合わないということが少々意外に感じられた。サングラス勢に囲まれた山崎は年齢的にも完全に浮いた存在で四面楚歌。劇団員ということで安い酒を飲むことには慣れている感じだが、とにかく相手が良くない。こういう場に呼ばれるのは人柄というかある程度認められてのものなのだろうけど、彼にはやや辛い企画になった印象。酒が飲める仕事だから相殺なのかしら。 空耳アワーの結果 安斎、本を出すことになったらしい。しかもなぜか生き方本。3本目はフジファブリック金澤ダイスケからの投稿。
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