09年1月30日 2009年 丑年 高級ブランド牛祭り(食べるのはホルモン)
ゲスト:浅草キッド(博士が進行)、眞鍋かをり、箭内道彦
干支が子から丑へと変わり、丑といえば牛肉。ということで今回は牛肉を食いまくろう、とくにブランド牛を食いまくろうという企画だが、予算の関係上食べるのはホルモンのみ。しかも、飲み物は焼肉につきもののビールではなく、水というストイックな企画だ。

ホルモンはコプチャン(小腸)限定で北から順に食べていく。まずは池田和牛。脂が多いが、決して悪い脂ではないようで、なかなか好評。続いて米沢牛。ここからは肉の比較だけでは何だろうと、焼きながら土地土地の思い出を語ることに。肉は腸壁がしっかりしているという評価。ここで早くもビールを求める一同。タモリなどはビールを飲むように医者から言われている、とデッチ上げ、結局以降は医療用のビールを飲みながら、ということになった。

仙台牛は玉袋が「昔の女を思い出すよう」とわけのわからない感想を。脂が非常に多く、それを肉のくぼみがうまい具合にキャッチしているようだ。村上牛は脂が崩れない感じで腸壁が主張しているのだそうだ。飛騨牛からはコプチャンオンリーにクレームが出て、ミノ(第一胃)も食べることに。コプチャンは食べやすく、ミノは非常にいい弾力を持っているようだ。近江牛は大人っぽい味、ミノにも脂が乗っているらしい。但馬牛のコプチャンは脂が多め。眞鍋は脂の旨さは一番かも、と高評価。ミノもここまでいろいろ食べてきた中でも旨いようで、これも評価が高かった。

松阪牛はステーキのような味わい、「やべぇ」「やべぇ」が続出。別格の旨さで、「これを一番にするのはつまんないような・・・」という声もあがったほど。土佐あかうしは存在自体が貴重な牛。いい色でホルモンらしい控え目な感じが好感を呼んでいた。宮崎牛は地鶏のような色艶歯ごたえ。好バランスでかなり上位を争えそうな肉のようだ。以上で食べ比べは終了。ホルモンの価格は以下の通り。

  コプチャン(100g) ミノ(100g)
池田和牛 420円
米沢牛 300円
仙台牛 500円
村上牛 600円
飛騨牛 300円 600円
近江牛 650円 600円
但馬牛 500円 500円
松阪牛 1,000円 1,000円
土佐あかうし 600円 600円
宮崎牛 900円 850円

最後は各人が個人賞を授与。箭内賞は仙台牛、玉袋賞は近江牛、眞鍋賞は但馬牛、タモリ賞は土佐あかうしとした。結果は四者四様で、まあ何でも旨い、という結論。


ホルモンは普段あまり食べないとはいえ、それでも見ているとホルモンが食いたくなる企画。ホルモンの味も品種によって違う、というのは冷静に考えればそうなんだろうけど、普段意識していないところではあると思うので新鮮な驚きで見ることができた。キッドが絡むので、基本手堅いつくり。元々あまり好きじゃないというところもあってか、箭内の存在意義がよくわからないまま終了。たまに光る発言があったけど、呼んだ理由もはっきりしないし、わざわざ紹介Vを作ることもないように思った。便利屋眞鍋は嘘か真かホルモンばかり食べさせられていたそうで、まあそれも頷ける食いっぷり。嫌がらずに積極的に食べているのには好感が持てた。オッサン資質が高そうだから自然といえば自然なのか。

空耳アワーの結果

安斎、オリジナルの赤べこを作ったらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
ダスティ・スプリングフィールドプリチャー・マン手ぬぐい
ジャクソン・ファイヴアイル・ビー・ゼア手ぬぐい
ニティン・サウニーインタールード2−ソウルダッド手ぬぐい

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