08年11月28日 | 秋の巨大建造物クルージング 江東・水門銀座を行く!! | ||||||||||||
ゲスト:半田健人、なだぎ武、石田靖(進行)、佐藤淳一(解説) | |||||||||||||
芸能界きっての巨大建造物ファンである半田となだぎ、そしてあまり興味のない石田が水門鑑賞のためのチーム・水門&ガーファンクルを結成。今回は彼らと水門写真の第一人者である佐藤とともに小舟に乗り、隅田川周辺の水門を見て撮って体感する。佐藤のポリシーは、水門一門につき写真は一枚のみ、というもので、一行もそれに従うことにする。 一行は汐浜運河からスタート、曙運河を経由して一行がまず目にしたのはあけぼの水門。門が上下に動くローラーゲート式だ。補強が随所に入っており、かなりごつい。また、京王線が上を通っていることから、併せて撮りたい場合に写真撮影のタイミングが難しい。12号地貯木場付近を通過したところから、佐藤のみ撮り放題(普段は上から写真を撮るばかりで、下からのアングルはまずないため)、他は一門一枚というようにルール変更し、次に出てきたのは辰巳水門。緑の扉が目印で、防潮ヒーローからのメッセージが書いてある。お次は扇型の扉が回転するセクターゲート方式の門も備えた東雲水門。見もののセクターゲートを撮影したいところだが、一門一枚という縛りが効いているようで、なかなかうまく撮れない様子。朝潮水門は一見水門っぽくないが、これは扉が90度回転するスイングゲートであるため。開いている間のゲートはコンクリート構造物の中に収まっているのだ。 舟は新月島川に入り、浜前水門へ。上屋のない駆動部むき出しのタイプ。触れそうなほど接近しているうえに、色遣いが鮮やか。引き続き月島川水門、住吉水門と大型船では通れない小型水門を通過し、小名木川の新小名木川水門へ。映画「容疑者Xの献身」にも登場した水門だ。扉が青く綺麗。さらに進むと扇橋閘門が。閘門とは水位の異なる区間を、閘室を噛ませることで結ぶシステム(パナマ運河と同じシステム)だが、このタイプは日本には珍しい。今回は(普段も?)わざわざ放送を流して誘導してもらい、一同大喜び。前扉が開いてしぶきがあがり、しぶきの中を閘室へ。前扉を閉めてから水位を下げて、後扉を開いて進んでいく。 最後の水門は荒川ロックゲート。これも扇橋と同じく閘門システムを採用しており、扉の開閉速度が日本最速という巨大なゲート。閘室のデザインにも配慮されており、閘室の水面を挟んだ両側が客席になっている。ここでイベントも開催可能らしい。ここでは水位が上昇。最後は離れていく荒川ロックゲートを背景に記念撮影して終了。 水門の中を小船で通るということ自体あまりないだろうからけっこううらやましい。とくに閘門は楽しそうだ。子どもたちにもああいう体験をさせれば土木好きが少しは増えるんじゃないかしら。ひっきりなしに感嘆の声をあげるだけだった、そして興味ゼロの石田をも惹きつけるスケールだったので、灘儀が本当に巨大建造物好きなのかどうかがよくわからないが、ともかくも彼がこの番組に出てくるということが感慨深い。出世したなあ。佐藤が解説と言いつつも撮り放題を許された途端に狂ったように写真を撮り始めたのには笑った。地味だけどいいキャラ。 空耳アワーの結果
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