08年9月26日 | さよなら夏、今年もお世話になりました。 茹でろ!日本枝豆大賞!! | ||||||||||||
ゲスト:ビビる大木(進行)、渡辺えり、六角精児、児島啓介(解説) | |||||||||||||
ビールに合うつまみといえば枝豆。この夏もビール党はたくさん食べたはずだが、一口に枝豆と言っても数百にも及ぶ種類があり、味もそれぞれ微妙に異なる。そこで今回は全国から選りすぐりの枝豆を集め、茹でたてを食べながらビールに合う枝豆を選ぶ。 児島の枝豆に入り込むきっかけを聞きつつ、まずは枝豆の種類を勉強。大きく分けると4種類あり、標準的な青豆に加え、茶豆、だだちゃ豆、黒豆がある。さらに、青豆に茶豆を掛け合わせたもの、青豆に黒豆を掛け合わせたものもあるようだ。また、最初のエントリーである新潟の青豆・雪娘では茹で方も教わる。枝豆は軽く洗って大さじ1杯の塩で揉み、沸騰した湯(湯3リットルに大さじ4の塩を入れている)に入れ3分茹でる。茹で上がったら氷水に1秒くぐらせ、仕上げに小さじ1/4の塩をふりかけできあがり。さて雪娘は枝豆らしいスタンダートな味わい。ここで六角はビールを所望するが、空のジョッキが出てきただけだった。 2種類目は大阪の青豆・八尾市の枝豆。癖のない甘味が好評で、雪娘とは確実に味が違うようだ。3つ目は山形の早生甘露だだちゃ豆。「だだちゃ豆」の名前の由来については児島がそれっぽく語りながらも矛盾を突かれてタモリのフォローを得ていた。味については渡辺が出身地だけあって絶賛。4つ目は新潟のくろさき茶豆。甘味が少ないながら、かえって酒に合いそうとの評価を得た。5つ目は新潟のしろね茶豆。人気上昇中の豆だけあってか、噛むほどに甘味が出てくる豆のよう。 ここでついにビール(ただしノンアルコールビール、六角だけ本物)が投入される。6種類目の新潟の青茶豆・湯上がり娘は掛け合わせの一品。噛むうちに味が出てくるというあたりはしろね茶豆と一緒か。7つ目は東京の青茶豆・練馬の味太郎。少量生産で出荷されておらず、直売のみの販売らしいが、一同手が止まらないおいしさのようだ。8つ目は群馬の青茶豆・天狗印枝豆味緑。かなり甘いようだ。最後は兵庫の青黒豆・丹波早生黒。唯一の黒豆系ということで味の傾向も異なっているらしい。そもそも黒豆の枝豆自体、百貨店では手に入ってもスーパーではなかなか手に入らない程度の普及度でしかないのだとか。 以上の9種類から大賞を決定するが、珍しく各人の個人賞という形になっており、タモリ賞がくろさき茶豆、渡辺賞が早生甘露だだちゃ豆、六角賞がしろね茶豆になった。そして最後は児島の本職であるミュージシャンの話題になるが、いまいち要領を得ない説明でグダグダのまま終わってしまった。 堺雅人の表情にふかわりょうの胡散臭さが加わったような児島。タモリらもやたら絡みづらいようで、ぎこちなさ爆発だったが、この人、いわゆる枝豆王子ですね。歌でようやくわかった。はなまるマーケットで見たときは普通だったと思うのに、何だろうこの挙動不審さは。バシバシスベるし、こんな人ではなかったはずだが。いつものことながら食べ比べ・飲み比べ企画は参加できないのが辛いが、枝豆食べたいと思わせるには十分。渡辺のだだちゃ豆絶対主義には少々引くが、六角もそこそこいいことを言っており、全体的にはそれなり。ただこの面子を扱うにはビビる大木では少々力不足の感。児島との息の合わなさもすごく、火傷してないだろうか(茹で上げ時に何度か熱湯がかかった)と心配になる。 空耳アワーの結果
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