08年8月8日 やるね!大田区シリーズ@ 六郷の七叉路を八百屋さんから見よう!!
ゲスト:ガダルカナル・タカ(進行)、江川達也、六角精児、劇団ひとり、平林夫人
大田区には七辻と呼ばれる交差点があり、その名の通り七叉路になっている。町名区分でも南蒲田、萩中、東六郷、南六郷の結節点であり交通の要所。今回はこの一角に建つ八百屋の屋上から七叉路を眺めるという企画である。

まずは定点カメラによる七叉路のリアルタイム映像や航空写真から、七辻を大まかに捉える。航空写真に顕著に出ているが、七辻を中心に七本の道路が放射状に伸びている。また、大通りの裏通りとして使われることが多く、幅員のわりに交通量も多いとのことで、定点カメラのVTRを見てもその様子が見られる(ただし、事故はほとんどないらしい)。七本の道路にが便宜上番号を振って、その先の話を進めることになった。

各車両がどの道から入ってきてどの道へ抜けていくか、というのをVTRで眺めているうちに、次の車はどういうルートをとるか?という予想大会に。一つ目は比較的手堅いコースを選択した六角が正解。二つ目は穴狙いに行ったひとりが正解。三つ目はVTRではなくリアルタイムカメラから。一同の予想の上を行く結果で、正解はなしだった。

七辻は大正時代に実施された耕地整理によって完成したようだが、元々は一角に神社があった。そこがどこにあたるか確認しようと、八百屋の夫人である平林夫人を呼ぶのだが、彼女は神社があったことすら知らなかったらしい。代わりにというか何というか、七叉路にまつわるミステリーを聞くことに。彼女によれば、一日に5〜6人は遭難する、道を聞く人は既に疲れ果てている、自分が来た方向を尋ねる人が多い、なぜか教えた道を行かない、とのこと(あとオンエアではカットされていたが、番地で尋ねる人は再び迷う、というのもあった)。

続いて、七叉路を実際に通り抜ける映像から、どこからどこへ行ったかを当てる七叉路クイズへ。一問目はタモリのマジボケはあったものの基本的に簡単すぎる(江川が正解)とのことで、二問目以降は徐々に映像のスピードを上げてゆく。二問目(江川が正解)と三問目(六角が正解)もあっさり正解したが、四問目で初めてVTRを再度見るという事態になり、江川が何とか正解。しかし最終問題はついに正解者なしに終わり、一同悔しがっていた。最終問題は当てられなかったものの、ここでは賞品が出て、難しい四問目を当てた江川にバナナ7本が贈られた(みんなで食べたけど)。

最後は一同七辻に降り立って、定点カメラに向かって「また来週」をやって終了。実際に七辻に立ってみると、自分がどこから来たかわからなくなる感覚に襲われるようだ。


最初にタカも地味だと言っていたが、いやはやまさかここまで地味とは。屋内でもないのに基本的にモニタを眺めるだけという、地味な企画の多いこの番組の中にあっても近年屈指の地味企画だと思う。見た目のインパクトだけの半ば出オチ的な素材なのに、それを一本に仕立てたスタッフの力技には感服。自転車を借りて六角かひとりを派遣して実際に交差点を通り抜けてみれば面白そうだが、企画タイトルや危険性を勘案したのだろうか。こんな企画なので出演者たちはとくに見せ場なし。ここ一、二年うすうす感じていたけれど、「前回一緒だったゲストの組み合わせ」がだいぶ増えてきている気がする。ネタ切れかも。

空耳アワーの結果

安斎、SUMMER SONIC出演が決まって非難囂々らしい。また、賞品の基準がランク付けというよりはネタの雰囲気で決める、ということになった模様。来年のアワードの十大ニュースになりそう。

ミュージシャン 曲名 賞品
ザ・クラッシュポリスとコソ泥手ぬぐい
エニグマサッドネス手ぬぐい
ジェイソン・ムラーズワードプレイ手ぬぐい

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