08年5月23日 | プロ用電動工具を使って日曜大工をしよう!! | ||||||||||||
ゲスト:山崎樹範、石田靖、ガダルカナル・タカ(進行)、岩原和央(解説・実演) | |||||||||||||
今回は山崎が椅子を作りたいのだそうで、そのためには工具を揃えようということになるのだが、そこで出てくるのがモーター販売から電動工具のリーディングカンパニーへと上り詰めたマキタである。マキタの電動工具は世界中で活躍しており、それを使えば山崎の希望する椅子(彼の用意してきたイメージデザイン画はかなりショボいが)も一発だ。そんな電動工具の数々を見せてもらうのが今回の趣旨。 最初に見たのはオートパックスクリュードライバ。コイルタイプの連結ビスを装着し、高速かつ連続で最大100本のビスを打つことを可能にした。そのあまりの速さにはみな驚嘆の声をあげるばかりだ。続いて木材の角を面取りするトリマ。スイッチを入れて押し込むだけで職人のような仕上がりにまたもみんなびっくり。値段の安さと相俟って、半ばテレビショッピング状態だ。 充電式ペンインパクトドライバはコンパクトなドライバにインパクトを加えたもの。まっすぐだけではなく、折り曲げて使えるところも魅力。防塵マルノコはホースで集塵できるのは当然として、他の防塵マルノコとは異なり、台が傾斜できるところがポイント。これにより、切断した木材同士の接着がよりぴったりするようになった。充電式レシプロソーはいわゆる電動引きノコ。スピード調整も可能で、金属やコンクリの切断にも十分使える強靭さを持っている。ニブラは高速パンチ。連続して穴を開けることで、安全に金属板を切断できる(1.6mm程度までは可能)。 こういう企画にありがちなクイズコーナー「クイズ 100人に聞きマキタ」も。問題は、「ホイットニー・ヒューストンのベストアルバムのジャケにはマキタの電動工具が使われているがマキタは納得いっていない。なぜか?(充電式なのに100V電源コードがついているため)」「Mr.BIGとマキタとの深い関係は何か?(ギターのポール・ギルバートがマキタのドリルで演奏することがある)」というものだった。 さて工具に戻る。ダイヤテックドリルはコンクリートに穴を開けるためのものだが、ハンマードリルタイプではなく、ドリル先端の工業用ダイヤの回転のみで静かに穴を開けられるもの。静かなだけではなく力も要しないようだ。従来型のハンバードリルと比べてもその差は明らかで石田もびっくり。コンクリートはつり用の電動ハンマもかなり強力で、はつりがスムーズにできていた。 で、結局山崎の椅子は時間がなく断念。はじめからそういう流れだとはいえ、マキタの紹介だけで終わってしまった。 基本的に電動工具の性能に「おおお」と驚く、その繰り返しだが、なにしろ性能がいいものでメカ好きにはたまらなさそうな回。自分はメカ好きというわけでもないと思うが、それでもけっこう興奮して見ることができた。最近の電動工具はすごいな…。タモリが電動工具と聞くやジャンボエンチョーと結びつけていて、まるで宣伝部長のよう。といっても「ジャンボエンチョーにはなかった」とばかり言っていたので、宣伝になってるかどうかは疑問だが。当然作られることのなかった山崎の椅子だが、そもそもデザイン画がヒドくて素晴らしい。椅子の絵なのに、素でテーブルと間違えられるくらいだからその実力は推して知るべし。スタッフが描いたものでないなら、もういっそ「ぷっ『すま』」の絵心クイズに出ちゃいなよ(出てるのか?)。って自分も絵心はゼロなのであまり言わないほうがいいか。あとは岩原が随所にツッコミどころを入れてくるタイプで、それでより円滑に話が進んでいったような気がする。 空耳アワーの結果 安斎が出ているので永田を除く全員で。
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