08年2月29日 | もっと光を! 懐中電灯マニアのまぶしい集い | ||||||||||||
ゲスト:マギー(進行)、山崎樹範、FUJIWARA、飯塚大介、加藤亮一 | |||||||||||||
停電時の心強い味方、懐中電灯。ほとんどの家庭にあるものだが、そのデザインはいまいち注目されないことが多い。しかし近年はこの業界でも技術が発達、新製品も続々登場している。そこで今回は、懐中電灯マニアの自慢の一品を見ながら懐中電灯で一本。まずは芸能人各人の私物の懐中電灯を見る。唯一原西が夜釣りをする関係でヘッドライトを持ち込んできたが、他はみな似たようなしょぼいつくり。 さてマニアのトップバッターは飯塚。とにかく集めまくるタイプだ。出身が栃木の佐野(の外れ?)だそうで、夜になると街灯も少なくかなり暗い、それで明るいものを求めていつしか集めるようになったとのこと。集めるだけではなく、夜な夜な採石場などの広い場所で意味もなく照らしたりするらしい。そんな彼の500種類以上に及ぶコレクションは圧巻で、最初に見るのはアルミ合金削り出しのタフなボディが魅力のマグライト。かなり重みがあり、鈍器としても使えるようだが、もちろん明るさも自慢で100m先まで照らせる。 続いてSUREFIREのコンバットライト。LEDライトを使用しているので明るく、かつ電池が長持ちするタイプだ。MICROFIRE社製のウォリアーは高級車のヘッドライトにも使われるHIDをライトに採用。明るくなるのは遅いが、その明るさが半端じゃない。それでもなお山を照らすような場合には不十分で、そういうときのためにオーム電機のHL-197が登場。灯台の光の5倍の明るさを誇る。サングラスをして目を閉じた藤本が光に照らされてみるが、けっこう離れているにもかかわらず熱が伝わってくるようだ。 2番手は完全自作派の加藤。長さ5.5cmとかなり小型の懐中電灯、壱式を自作している。工作機械を揃えてひとつひとつ手作りで組み上げ、インターネットで販売しているらしい。昨年の売り上げは200個くらいとのこと、なかなかだ。材料費や工賃を考えるとトントンくらいなのだろうけど。さらに壱式の主な部品も見ていくが、ここでタモリが猛烈に食いつき、パワーLEDやコンバーターの小ささに感心していた。 ここで再度飯塚のターン(編集上の話で、先のパートから続いている感じだけど)。東芝のこけし型を見たあと、マニアからの挑戦状という名目で懐中電灯クイズを。早押し式で、分かった時点で懐中電灯を照らす。問題は「この懐中電灯(小型懐中電灯が不規則に明滅している)が持つ点滅機能の用途は?」というもので、こたえはSOSのモールス信号だった。そんな飯塚もまだ持っていないのがテレビ業界ではおなじみのバッテリーライト。スタッフが用意したバッテリーライト(使わせてもらうだけのようだが)を手にして大喜び。山崎やフジモン、原西を照射して遊び、満足そう。照射されるほうは至近距離で照らされたまったものじゃなさそうだが。 懐中電灯のデザインや明るさなんてあまり意識しないし、自分のものも気がついたら電池が切れていた、というくらいなので、こういう視点は新鮮。ただ今回の場合、メインの内容よりタモリの随所の喋りがふるっていた感じ。「テレビ朝日の株なんて持ってないよ、持ってるのはマイクロソフトだよ」というようなタモリのいつもの無駄にスケールの大きいホラとか、私物の懐中電灯から山崎の人格にまで言及するとか、下ネタを言うときになぜか小声になるとか、「この番組必ずクイズやるんだよ」と視聴者が一度は思ったであろうことをついに口に出してしまうとか。あと停電中という設定で撮影した関係で、原西のギャグ「みんな、俺やで」が活きることとなり、それがちょっとよかった。 空耳アワーの結果
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