08年2月1日 | 台車界のトップブランド 世界のカナツーを買う!!予定 | ||||||||||||
ゲスト:ガダルカナル・タカ(進行)、江川達也、おぎやはぎ、小倉壽之(解説) | |||||||||||||
オールロケのこの番組にとって、たくさんの荷物を運ぶ台車は欠かせない。しかし番組用の台車が壊れてしまい、ピンチなのだと。壊れたのなら買えばいい、ということで今回は、日本の台車トップメーカー・カナツーからさまざまな台車を見せてもらい、最後にタモリに一台買ってもらうという企画。このカナツー、1955年に前身会社が産声をあげ、1961年に日本初のプレス台車であるダイヤモンド・カーが空前の大ヒット。1973年には業界初のプラスチック台車のプラ・ダイヤを開発、その地位を不動のものにした。現在も世界中に台車を輸出しているという文字通り世界のトップメーカーだ。 さて、さっそく台車を見ていく。まずは主力モデルである静音シリーズPLA300-DX。キャスターにナイロンを使用することで静音化を実現、その静かさは近づいたことに気付かないというクレームが出たほど。スチール台車と比較してもその差は歴然だ。続いてブレーキ台車のPLA300-DX-DB。ドラムブレーキがついており、ハンドルを離すと自動的に車輪をロック。駅のホームや坂道の搬送に最適だ。 次はクッション台車のPLA300-DX-HP。タイヤをゴムから空気入りのクッションタイヤに替え、滑らかな走行を実現した。床材が高級な建造物に適している。この台車では、おぎやはぎが実際に弁当を運ぶアトラクションも行ったが、ふたりともそのスムーズさに感心していた。超高級台車NW-9060Dはオールステンレス。高級台車などひつようなさそうだが、丸洗い可能、消毒可能といった特徴から、病院はじめまだニーズが多いらしい。カスタム台車は、これからの台車に対するカナツーからの提案。カラー塗装やバンパー装着、キャスターにダイナモを搭載、照明・音声機能の付加などを必要に応じて実施しよう、というものだ。 「カナツーのスゴイところ ベスト4」と題して、カウントダウン形式+クイズ形式でカナツーのすごさを実感。第4位は「小倉省二会長は石川県の五大偉人」。クイズは「森喜朗が認める石川五大偉人は会長、松井秀喜選手、加藤修氏、犬丸徹三氏、あとひとりは?」(こたえ:森喜朗)。第3位は「カナツーの台車 フランスで大ブレイク!」。クイズは「台車の日本仕様と欧米仕様との違いは?」(前輪可動か後輪可動か)。第2位は「川井課長 世界大会で優勝!」。クイズは「優勝したのは何の世界大会か?」(フラダンス)。第1位は「新発売 NESSY登場!」。クイズは「NESSYの正式名称は?」(NESSY ついてくるかい)。このNESSY、モーター付きバッテリーカーという優れもので、手前に引いて使用と、使用法も今までとは異なるものだった。 さて、最後は今まで見た台車のうちどれを買うかという話だが、タモリは一番安いので十分、と性質の悪い反応。それどころか、予算不足のため購入断念という、当然といえば当然のオチだった。 最近の台車はいろんなものがあるんだなあと素直に感心。静音シリーズはそんなに高くないし、うちの職場も新調すればいいのに、と思ってしまった。クイズはなしにして、もう少し台車を見せても、と思ったが、台車の種類がそんなに多くないのだろうか…。ゲストの地味さがけっこうすごい。ひとり女子がいた方が華やぐのではなかろうか。ついていけないテーマでもなかろうし。タモリに裏でもあるのでは、と勘繰られていたタカの露骨なヨイショは見せ場といえば見せ場。お約束っぽいヨイショが多かったが、言われるほうは悪い気持ちはしないだろう。ああいうことが業界での処世術につながっているのだろうか。 空耳アワーの結果 安斎、自らの台車さばきのテクニックを自慢していた。
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