07年7月27日 | 縛った古新聞はなぜ解けるのか? 身近な疑問からはじめるロープワーク | ||||||||||||
ゲスト:マギー(進行)、宮川大輔、六角精児、半田健人、小暮幹雄(指導) | |||||||||||||
本日はロープワークに関する企画。タモリにとっては船舶で馴染みの深い分野になるが、ここへ強力なライバル出現。ボーイスカウト出身の宮川だ。ともあれ、船舶のみならず、建築、運送などにも大活躍のロープワーク(その数4,000〜5,000種類!)をいろいろ学んでゆく。 まずはタイトルにもなっている古新聞の縛り方について。六角が自分の縛り方としておそらく最も一般的な方法で結ぶが、小暮の反応は薄い。彼によれば、輪を3つつくり、その中に新聞をくぐらせてきつく縛り上げ、最後にロープを十字にクロスさせるのがいいのだという。輪を作るときは、端のほうを上に、長いほうを下にするといいらしい。これを受けてタモリが挑戦すると見事きれいにまとまった。 続いてロープワーククイズ。あらかじめ結ばれたお手本を見て、制限時間内にその通りに結ぶことができれば正解である。第1問(番組ではLEVEL 1と表現)は8の字結び。タモリのみが正解した。のっけから解けなかった宮川は唖然。第2問は巻き結び。制限時間内には誰も正解できなかったが、その後六角とタモリが正解した。六角は宮川に対して得意そう。続いてもやい結び。馴染みの深いタモリと宮川はあっさり正解(宮川は一度「違うでしょ」と言われていたけど)したが、六角と半田は正解できず。最後はテグス結びだったが、これは全員不正解。 応用編として、ドラマ「金曜ロープ劇場 その時縄で縛った」も放送。日常においてロープで結ぶことが必要な場面をゲストの俳優たちがドラマの中に盛り込み、どうすべきかを小暮から教えてもらう。必要な場面は、手早く梯子をつくること(連続止め結びを使用)、気絶した人を穴から引き上げること(足の付け根にスペインもやいを、胸の前で本結びを使用)。連続止め結びではあまりの鮮やかさにスタッフからも感嘆の声があがるほど。また、気絶した人は六角が演じていたのだが、吊り上げられる際は相当辛そうだった。その様子は「焼豚」とまで言われるほどの肉の食い込みようで、「助けられるといってもただでは済まない」とは六角自身の弁。 ロープワーク自体は覚えれば便利なのだろうけど、見た感じが複雑でいまひとつやってみようという気にならず、ただ感心するのみ。六角のように最初全く興味がなくてもやっていくうちに楽しめるようになっているのはよかった。「痛いっていうか縛られてる感じがいい」とは蓋し名言。箱馬のときにもやった小劇場風演技が相変わらずバカバカしいのもよかった。小暮は笑顔でなかなか厳しい人ではあったが、日中のロケにもかかわらず登場時に「こんばんは」と言っているあたり、ちゃんと放送時刻を考慮しているんだなと感心した。 空耳アワーの結果
|