07年5月25日 | 世田谷連続みこすり犯事件 特別捜査 | ||||||||||||
ゲスト:山崎樹範、おぎやはぎ、石井正則(進行) | |||||||||||||
都内の主要道は混雑するのがデフォルトなので、スムーズに進むために裏道を使いがち。しかしそこは都内、ちょっと裏道に入るとあっという間に狭い交差点や行き止まりのオンパレード。そのため、クルマにこすられ悲鳴をあげる電柱が非常に多い。そこで今回は、そんなこすりのパターンを世田谷区内を事例に石井警部補を筆頭とする山崎・小木・矢作の各捜査官がプロファイリングし、原因を徹底究明する。 まずは山崎による「内側」のパターン。左折の角度が急で、コーナーにある電柱をこする。現場写真が何枚か用意され、それをもって原因や犯人を推理する。さらに、現場周辺を再現した特注模型にクルマの模型を入れてこすりの状況を検証した。ミニカーのハンドルが切れないのでギャグっぽい検証になったが、ある程度こすってしまう状況はつかんだ感じ。続いて小木による「外側」のパターン。先ほどとは逆で、右折時に曲がりきれずに車体の外側をこする。一見簡単そうに見えるのがかえって落とし穴になっていて、よくこするのだとか。モデルケースにおいては、右折側にある民有地に乗り上げればこすらず通れそうな構造になっているが、乗り上げなければなかなかの難易度。 3つ目は矢作による「まっすぐ」のパターン。幅員が減少しているだけの直進道なのになぜかやたらこすられている。最初は視界が直前まで広いから、などとの予想が立っていたが、こすられる電柱に正対するように進入路が位置しており、主にこれによる「外側」ではないか、との見当がつけられた。次は石井による「物陰」。生垣に囲まれていて、曲がった先に突如電柱が現れるというパターン。再度山崎に戻って「出てる」。あからさまに電柱が道路寄りになっていて、民家の敷地との間に人が通れるほどのスペースができている。モデルケースの位置的にはまっすぐこするしかないだけに、果たしてこれをこする人は免許が取れるのか?という素朴な疑問も発せられた。 小木の「看板」は行き止まりを喚起する看板によりハンドルを切り、壁がこすられ崩れ落ちているパターンとのことだが、これは単純な鉄筋コンクリートの老朽化、と結論付けられた。最後は矢作による「極狭」。きつい右折を抜けた先に「出てる」があって極端に狭い道になっている。そうこう話してきたわけだが、最後の最後に山崎が年2回くらいしか運転しないほぼペーパーであることが判明。「童貞が体位について語るようなもんだ」とキビシイお言葉が出た。 自分が走ったことのある東京の細い道といえば新代田と東松原の間の住宅地とか、多磨霊園駅周辺を思い出すが、今回出てきたあたりはそのくらいの細さということでいいんだろうか。あれくらいであればそんなにこすることもないような気はするんだけれども。みんなよせばいいのにデカいクルマに乗るからこすったりするんだってば。みんなスマートに乗れば万事解決(強引)。それはともかく、東京に行く機会は毎年何度かあるし、裏道もけっこう走るから、いつかやらかすかもしれないと思ってこれらのケースを肝に銘じておくのがよさそう。もっとも、今回はプロファイリングがどうこう言うよりは、捜査官たちの喋りが見どころになっていた感じ。無理して台本の台詞をぶちこむなど、いじられキャラになりつつある山崎や、どうも失敗事例なのに周囲の声に合わせて調子いいことを言う小木が目立った。 空耳アワーの結果 2本目は番組TK山田女史より。そして唐突に出るジャンパー。当然一同拍手。
|