07年3月9日 世界の動向を探るシリーズ@ 超専門誌敏腕編集長に聞く
ゲスト:竹山隆範、大槻ケンヂ、渡辺祐(進行)、関口秀人、瀬戸島政博、矢澤澄道、平山久
芸能界の狭さを思い、世界に目を向けなければ、と主張する竹山。それが本気かどうかはさておき、渡辺によれば、世界に目を向けるには超専門誌に目を向けなければならないらしい。要は、各業界の深い話を知らないでどうやって世界で戦っていくのか、と。そこで今回は、一般に知られていない専門誌の編集長に斯界の動向等を聞く。

まずは段ボール専門誌「CARTON BOX」(発行部数8,000部)から。段ボール業界のトレンドは厚さが5mmから4mmになったこと。世界の潮流に乗った動きらしい。記事には特許取得包装の図解、容器リサイクル法への対応、高付加価値化、包装営業マンの心得漫画等がある。とくに、高付加価値化に関しては段ボール製のハンディトイレが登場。一見不安定だが、竹山が乗っても安定したつくりだった。

続いて「THE JOURNAL OF SURVEY 測量」(発行部数14,000部)。地味に大槻の衣装がここでチェンジ。測量はタモリが興味を持つ分野らしく、身を乗り出して雑誌を手にしていたし、求められてもいないのに熱弁をふるいもした。なお、測量業界ではIT化が進行中で、スケールの大きい測量や建物を問題にしない測量ができている模様。記事は海底測量に関するもの、測量偉人伝、測量士・測量士補試験問題等。タモリ憧れの測量マシン(数kmまで測量可)をもって測量を実演したり、模擬試験問題に挑戦したりもした。模擬問題ではタモリが遷急点を見つけるという正しいアプローチで正解を導き出していた。

「ダム日本」(発行部数紹介なし)「ケイビングジャーナル」(発行部数500部)「月刊総務」(発行部数10,000部)の概略紹介を経て、次の雑誌は「寺門興隆」(発行部数15,000部)。寺同士の対立、檀家との争いといった週刊誌のような報道記事が中心で、取材拒否が多いらしい。最近の話題はバリアフリー。お参りしやすい環境作りのため、各々が工夫しているとのこと。記事は庭の作り方、携帯電話を利用したおみくじ、供養の情報、お賽銭を預けると手数料が取られる、など。

最後は渡辺が「究極」と称した「月刊工事情報」(これだけ読者数表示;30,000人)。延々とその月の工事情報が表で示されるという雑誌である。定価が4,725円とバカ高いが、これは情報のダウンロードサービスも含まれるためとのこと。工事中の情報だけではなく、もちろん発注情報も掲載。「月刊工事情報」の表紙(話題の建築物が表紙になる)を一つ取り上げ、何を示すかのクイズもやって、そのまま締めもせずに終了。


超専門誌なんて言ってるけど、うちの職場に普通に置いてある雑誌も出てきたよ! だから、超専門誌という気がしないというのが正直なところ。むしろこういうのを見てみんなどう思うんだろうと思ってしまった。そういう意味ではいかにもど素人なゲスト編成はよかったと思うけど、あまりに話に入れていなかった感。こういうあまり知られていない世界をいろいろと見せる(昔で言うならエロ細分化とか)というのは、少ないけれど個人的にはけっこう好き。違う切り口でまた見たい。雑誌の中では「ダム日本」が学生の頃から見てる雑誌なので、概略だけじゃなく編集長に話を聞いてほしかったが、編集部1名みたいだしダムは衰退一途だから仕方ないか。

空耳アワーの結果

安斎も歯科医の専門誌に点描でイラストを描いていたが、投稿ページと勘違いされて点描の投稿イラストが届くようになったのだとか。

ミュージシャン 曲名 賞品
スレイヤーディトゥ・ヘッド手ぬぐい
ラプソディーティアーズ・オブ・ア・ダイイング・エンジェル手ぬぐい
ブラック・アイド・ピーズシャット・アップ耳かき

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