07年1月12日 | ソラミミアワーの新景品 「ソラミミかき」を作ろう!! | ||||||||||||
ゲスト:渡辺祐(進行)、安斎肇、ノリ&ノリ、上野玲(解説) | |||||||||||||
空耳アワー15年目で初めて明らかになった真実。空耳アワーの景品である手ぬぐい・Tシャツ・ジャンパーにはいずれも空耳に関するロゴがなかったのだ。そこで思い出されるのは安斎がイベントで作ったソラミミかき。これをオリジナルデザインで作って空耳アワーの景品にしてしまえ、というのが今回の企画。 まずは耳かきに詳しい上野を交えて耳かきの基本的なところから。出演者の私物耳かきも登場した。ノリ&ノリ竹山は一般的な梵天耳かき、ノリ&ノリ山崎はスス竹耳かき、タモリは角度がついたものを使っているようだ。また、耳かきの種類としては、へら型、スパイラル型、コイル型、ワイヤー型があるのだが、いざオリジナル耳かきを作るという段でどれをベースにするかということに関しては、予算的なこともあってへら型の梵天耳かきということになった。 上野からは耳かきに関する研究成果も聞く。現存する最古の耳かきは鎌倉後期のものだとか、江戸時代には耳かき屋がいたとか、昭和時代には理髪店に耳かき職人がいたとか、そういう話。中国へ耳かき取材に行ったこともあるらしく、かの地では今でも耳かき職人がいるのだとか。上野の耳かきコレクション鑑賞も実施。梵天がその地域の名物になっているものをいろいろ見た。 さて、ここで上野は退場していよいよ耳かき製作へ。まずはデザインを決めるのだが、ここは三せん運動家の安斎がばっちり案をいくつも仕込んできていた。実際はいずれも反応が薄めだったが、梵天を耳のオブジェにした案が採用されることに。そこで、出演者の中から耳のモデルを選ぶことになった。改めて見ると各人全く違うものだが、タモリの耳が綺麗な形になっていたため、これが採用された。そして紙粘土を使って耳かきにつける耳をつくる。竹山や山崎の出来はイマイチも、安斎は何だかんだでさすがイラストレーター、タモリはさすが芸能界有数の小器用といったところでふたりの出来が群を抜いていた。空耳アワーを支えるふたりがつくったもので、と綺麗にまとまる。 と、ここで番組おなじみの予算調整問題発覚。立体の造型をつけるよう業者に発注するには2万本からでないとダメらしく、捌くのは実質不可能。平面の板状のものであれば100本から製造可能ということで、平面でデザインしなおし。一同苦戦しながらも、タモリの左耳、安斎の右耳が採用された。最後は、耳を描く練習をやめないタモリを横目に、安斎が袋の中の台紙をデザイン。以上でソラミミかきの試作品が完成した。 賞品の位置付けとしては手ぬぐい<耳かき<Tシャツということになった。右と左があるが、どちらが贈られるかはわからないらしい。しかし本当に賞品として採用なのだろうか? ますますジャンパーが遠くなるような…。 本気かどうかはともかく、今まで空耳で新しい賞品など出たことがなかったので(単発で特殊なケースはあったけど)、新賞品には期待したいところ。前段の部分が長かったのはいかがなものか。解説の上野自体気のないふうだったし、ノリ&ノリも焦れていた感じがするし、もう少し製作に時間を割いてもよかったように思う。まあ、工程自体がほとんどないので仕方ないのかもしれないけど。それにしても山崎があそこまで絵心がないとは…。自分も人のことは言えたもんじゃないけど、あの実力なら「『ぷっ』すま」に出ても好勝負なように思う。 空耳アワーの結果
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