06年11月3日 | ニコロ・パガニーニ生誕224周年記念 バイオリン名効果音コンサート | ||||||||||||
ゲスト:竹山隆範、ふかわりょう、江口ともみ(進行)、早川元啓(演奏) | |||||||||||||
ことしはモーツァルト生誕250年なので地味に記念イベントなどが催されているわけだが、天才バイオリニスト・パガニーニも生誕224年と区切りの年。それを記念したコンサートが開かれるということで、幼少時にバイオリンを嗜んでいた竹山、父がバイオリンを弾くふかわとともに会場に入るタモリ。そこに現れた早川が早速1曲目「F1」を披露…といっても目の前をF1マシンが通り過ぎる音だけで呆気にとられる一同。早川はさまざまな効果音をバイオリンで表現する奏者だったのだ。今回は早川の奏でるさまざまな効果音を鑑賞する。 続いて演奏されたのは「F1 〜デッドヒート〜」。次々に目の前をマシンが走り去る音を表しているが、遠くを見やる仕草がいまいち不評。その次の最新作「コンビニ」では自動ドアが開く音を演奏。これは好評で、実際の場面を想定してメンバーによる小芝居も行われたが、こうした場をかき回すのが大好きなタモリによっていまひとつ成功できないまま終了。 ここで早川による効果音レッスンを開催。自前の竹山はよしとして、タモリとふかわはヤマハからバイオリンを借りる形となったのだが、タモリがいきなりギコギコ鳴らして暴走。ギャラリーを焦らせた。さてレッスンは持ち方だけ教えてさっさと本題へ。F1はG線の高音部を押さえるところから始め、押さえた指を糸巻きの方へ動かしながら弓もひく。何回かためし弾きして一応形になったのか、順番に演奏してデットヒートの模様を表現してみることになったが、早川→タモリ→竹山→ふかわという順番で、しっかりふかわでオチた。 コンサートは「暴走族」から再開。これもギャラリーの目が輝くくらいには好評で、再度小芝居を交えることになったが、やっぱりタモリが変な絡み方でふかわに「本番中ですよ」とたしなめられる始末。以下「踏切」「相撲」「救急車」と流れる。相撲では早川の大きなアクションに一同唖然。タモリはバイオリンに慣れたのか、ことあるごとに演奏したがってそのたびにふかわや竹山に突っ込まれていた。また、オクラになった効果音もあるようで、その中から「昼のサイレン」「ちり紙交換」が披露されたが、それらを聞いたタモリからなぜかセックスの表現の提案が。早川が即興でやってみてなかなかの好評だった。 最後は本来弦楽四重奏である「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」を早川一人で演奏。弓のヒゲを外して楽器を挟むとそれっぽい音になり、一同絶賛したが、中西俊博のパクりであることをあっさり告白してそのまま終了した。 いきなりふかわを見て「こっこ?」と言ったタモリ。業界有数の常識人と思われる竹山とふかわを向こうに回したとなれば恐いものはないのか、久しぶりに大人気なくやんちゃなところを存分に見せた。おかげで竹山とふかわは呆れながら突っ込むばかりだ。そんなタモリをうざったく思わないでもないが、たまにはいいかとも思う。早川に関してはその技能より彦摩呂ライクなルックスが気になって仕方なく。アイネクライネナハトムジークは感心したけど。自分ができるかといえばできるはずがないのだけど、なぜかあまり感動がなかった。 空耳アワーの結果 安斎、虫歯の治療中。麻酔に非常にかかりやすいのだとか。
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