06年8月18日 ミュージック・クバーナを観ながらキューバを9倍楽しもう!!
ゲスト:ガダルカナル・タカ(進行)、ブラザー・コーン、大槻ケンヂ、キューバのみなさん
おそらくこじつけだが、いまキューバが熱いのだそうだ。そんな彼の国から、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」に続く音楽映画、「ミュージック・クバーナ」が届いた(ドイツ映画だけど舞台はキューバ)。今回はこの映画をザッピングしながらキューバの知られざる魅力に迫る。

映画はピオ・レイバを中心とした新バンド(おそらく架空)の話。内容は措き、番組で紹介されたキューバを楽しむポイントを挙げる。1倍楽しむポイントはタクシー。路線バスのようにルートがほぼ決まっていて(料金は均一)、かつ相乗りが基本。2倍楽しむポイントはテレビとラジオ。キューバではテレビよりラジオが主な情報メディアになっているが、テレビでもバラエティ番組があったりするようだ。3倍楽しむポイントはボディーランゲージ。映画でも出てきた十字を切るという行為は、美人を見た感謝を神に表するものであるとのこと。

4倍楽しむポイントは料理。マシータ・デ・プエルコ・フリット(豚バラの角揚げ)、トストーネス(青バナナ揚げ)などをいただいた。反面、日本で食されるものでキューバの人が苦手なのは蛸らしい(キューバでは釣り餌として用いられるため)。5倍楽しむポイントはサルサおよびダンス。キューバのステージでは客を上げて踊らせるのが一般的だし、サルサが踊れないと彼女ができないほど浸透しているようだ。6倍楽しむポイントはチェ・ゲバラ。ゲバラの現地での呼び方や小話など。

7倍楽しむポイントはマレコン通り。江ノ島に似た雰囲気があるようで、ナンパも多いそうだ。いい雰囲気になったら、ホテルみたいなものはないようだが、大人の公園にシケこむらしい。8倍楽しむポイントはブエナ・ビスタ(これは地名)。美しい街という意味を持つが、ガラはあまりよくないらしい。9倍楽しむポイントは謎の日本人。映画に出てくる明らかに日本人ではない東洋系の出演者2名を指すが、うち1名が今回ゲストの女性の兄であることがこの場で判明。

最後に観たのは東京キネマ倶楽部でのライブシーンだが、このシーンの司会者としてなぜか石田靖が登場。それを疑問に思いつつもキューバに行きたくなる一同だったが、この映画、東京では公開が終了しているとのこと。


こういう映画企画だと、これから公開でプロモーターが来ることが多かったように思うが、今回は東京ではもう終わってしまったという異色の展開(ちょうど名古屋でやってる)。純粋にタモリが興味を持ちそうというだけでやったのだろうか。映画にもキューバにもさほど興味がないうえにワンパンチ欠ける面子だけに「ふうん」で終わってしまうのだけれど、日本語が達者で「ビリー・バンバン」や「エバラ」といったタカのしょうもないオヤジギャグがわかるキューバのみなさんはすごいなあと感心した。あと、先日のロケで許可を得たのだろう、早速Google Earthが活躍。これからも地形や地名に関する話題になるたびに登場すると思われる。

空耳アワーの結果

安斎、SUMMER SONICのTシャツをデザインしたらしい。間に合っただけで感心されるのがさすが。

ミュージシャン 曲名 賞品
フィオナ・アップルオー・ウェル手ぬぐい
システム・オブ・ア・ダウンシミー手ぬぐい
ラットイン・ユア・ディレクション手ぬぐい

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