06年6月30日 〜鉄人予備校〜 「北斗星」に乗った時の正しい行動の仕方講座
ゲスト:南田裕介、ほんこん(進行)、豊岡真澄、各大学鉄道研究会、野田隆(講師)
なかなか教えてもらえない鉄道のハイレベルな乗り方を教えてくれる講座、鉄人予備校なるものがあるらしい。今回のテーマは北斗星の乗り方ということで、受講しに来た各大学鉄道研究会の面々とともに、一緒に講座を受ける。講師は「鉄道歴は生まれてから」と豪語する野田。なお、今回はタモリ電車クラブの一環ではないようだ。

講義は19:03上野発札幌行の北斗星3号を取り上げ、順を追って進めてゆく。まずは乗り込む際の持ち物から。野田が持ち込むのはビデオカメラ、デジタルカメラ、双眼鏡、カシオペア車内販売限定折りたたみ傘。次は何時に駅に行くべきか?というもの。上野駅は在来線の終着駅であるため、バックで入線するという特徴があり、それが入ってくる18:50には着いて迎えるべき、というのが結論。

21時頃、黒磯駅を通過。ここは電流が直流から交流へ切り替わり、パンタグラフがたたまれるポイント。実際に見ることはできなさそうだが、わかる人は切り替わる瞬間を体感できるようだ。食堂車・グランシャリオで食事をとりつつ日が替わる前に仙台を通過し、森岡も通過(乗務員交代のための停車が何回か)。JRだけではなく第三セクターの線路も通りつつ、4時頃東青森へ。ここで電気機関車がEF81形から青函トンネル通過用のED79形に交換される。外からは見られないが、客室の先頭に行けば機関車交換を見学できるようだ。夜はシャワーも浴びたいところ。シャワーは要予約。シャワー券を買って30分ごとに時間予約をするが、お湯が出るのは6分。うまく使う必要がある。

5時頃、青函トンネルを通過。手前にトンネルがいくつかあるので、きちんと数えないと青函トンネルに入ったという実感を味わうことはできない。五稜郭〜函館間は線路の関係上折り返し運転。ここからはDD51形電気機関車が重連になる。函館駅で機関車交換があるが、このときは降りられるのでホームからの見学が可能。野田への質問タイムや北海道でしか見られない車両(スーパー北斗、スーパーホワイトアロー、エアポート快速、キハ183系、DF200形)を経て、次なるチェックポイントは10:30頃の沼ノ端。上りと下りとが300mも離れているという珍しい区間があるのだ。ここで反対車線を見るのに持ち込んだ双眼鏡が活躍する。

さて、終点札幌駅には11:15着。といっても、すぐ改札を出ていいわけではなく、11:30にホームを出発するのでそれを見送らなければならないとのこと。と、ここまで来て明らかになるのは、今回の講座のとおりに動こうとすれば寝る時間がないということ。マニアはいろいろ見たいけれど寝なければ、というジレンマに悩まされるそうで、それは出席者大半の意見のようだ。


今回は南田が主役じゃないので、あまり彼が目立つ場面はないのだが、そんな中でも前に出なければならないところでテンパるのが微笑ましい。学生に妙に張り合うタモリも微笑ましい。行動にはなかなか理解しがたいものがあるが、「信じられん!」というよりは「ぼくには理解できないけどそういう人もいるのだろうなあ」という程度だし、まあいいか。得てしてそういう行動が他人に迷惑をかけることもなきにしも、だと思う(電車の写真撮りたさに普通に並んでいる乗客に怒声を浴びせたという話をどこかで見たことが)ので、鉄人予備校を出る以上はよそさまに迷惑をかけない人になってほしいと思う。それにしても豊岡の成長ぶりには目を見張るしかない。初めて南田と出てきた頃はこんなふうに電車を語れるようになるとは思わなかった。サンズ組は毎回タレントが代わるし、このままいくと唯一の電車アイドルになれるのでは。

空耳アワーの結果

安斎遅刻のため、ゲスト3人で進行。ほんこんが1本目と2本目の、南田が3本目の葉書読み。安斎は最後まで現れなかった。

ミュージシャン 曲名 賞品
ヴァルデマールロスト・ワールド手ぬぐい
ザ・ヴァンダルズフラワーズ・ア・パーティー手ぬぐい
ガンマ・レイデスローン・タイラニィTシャツ

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