06年6月23日 | 超お得 無料の博物館!? 杉並化石調査隊が行く!! | ||||||||||||
ゲスト:松尾貴史、山崎樹範、森慎一(解説) | |||||||||||||
杉並区周辺は昔海だったということで、建物に使っている石材に化石が見られる可能性が高いらしい(そのうち因果性が全くないことがわかるが)。今回は一同化石探検隊となって、杉並区の建物の中から化石を見つけ出す。タモリにとっても興味のある内容のようで、OPですばやく企画趣旨を理解し本編へ突入した。 化石を見つけやすい建物は貴金属店、ブティック、バブル時代の建物というような高級感漂うところが多いらしいので、手始めに荻窪の時計店へ。商品の時計には目もくれず、ひたすらに床の石材を見つめる一行。と、キッチュがベレムナイトを発見。山崎はアンモナイトを発見。ベレムナイトが次々見つかる中、キッチュはもう一つアンモナイトを発見。新しい化石はこれ以上見つからなかった。 一旦ロケバスに戻って化石の見つかりやすい石材を学ぶ。石灰岩が多いらしく、時計店で見たのも石灰岩とのこと。北イタリア産の石灰岩、ゾルンホーフェン産の石灰岩が有名らしく、とくにゾルンホーフェン産のものからは始祖鳥が出てくる可能性もあるらしい。既にこのへんで杉並である必要が全くなくなっているが、意気込む一同は次へ。 次に訪れたのは阿佐ヶ谷駅前の和菓子屋。徐々に慣れてきたのか、スムーズにアンモナイトを2つ発見。店自慢のくず餅をいただいてもう一軒。青梅街道沿いのオフィスビルに砂岩らしき石を見つけて探索。有孔虫の化石を見つけて幸先良いスタートを切るが、石自体が型を取ったフェイクであることが判明。化石の形は本物とのことだが、騙された感は強く、さらに次を訪ねることに。 最後は阿佐ヶ谷の商店街にある無人の不動産物件展示場。ゾルンホーフェン産の石灰岩を発見して調査開始。特大アンモナイトの他にデンドライト(化石ではないが)も見つかった。また、浮遊性ウミユリの化石も多数発見された。(あるのかどうかわからないが)次は化石の聖地である千代田区に遠征予定とのこと。 杉並の石を使ってるならまだしも、外来の石じゃ意味ないじゃん!と思わずツッコミを入れてしまいたくなる企画。リサーチの結果、杉並周辺の建物が怪しい(あるいは確実に出ることがわかっている)ということなんだろうけど、もう少しOPの持っていきようはなかったのかしら。全体的にいまいち楽しめなかった、ということもあるにはあるけれど。いちばん笑ったのが「大食いチャンピオン」たぁどういうことだ。こういう感じの企画ばかりあてがわれるキッチュが不憫だ…。というか、もうこういう企画しかまわってこないと思ったほうがいいのかも。「カムカムミニキーナではいつもそういう演技なの」と言われるほど大袈裟な小劇場演技を見せた山崎はだいぶ慣れてきた感じ。半田健人ほどのマニアックさはない(むしろあっちがおかしいのだが)が、反応が素直で様々な企画に対応できるので、今後も出番がたびたびまわってきそう。 空耳アワーの結果
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