06年5月26日 | ゴールデンウィーク特別企画 東京約一人ぼっち写真撮影会 | ||||||||||||
ゲスト:マギー、やくみつる、劇団ひとり、中野正貴(指導) | |||||||||||||
ゴールデンウィーク突入直後で人通りの少ない大東京。ここで、人の入っていない風景を撮ろうというプロジェクトが発動した。今回の場合は、出演者しか写っていない写真、つまり「やく」「ひとり」しか「まぎー」れていない写真を撮るということで本来の姿とは若干違うが、まあそういうことだ。 スタートは霞ヶ関で。警備員等が見えても、そこに出演者(ここではやくとひとり)が被さることで、出演者しか写らないというシチュエーションを用意。クルマの写り込みが基本的になしなので、路駐や動くクルマに悩まされたりしながら撮った写真をパソコンで確認。写真はそこそこ優秀で、一人だけ写せばかなり簡単になる、と中野も目から鱗の様子。しかしスケール感のなさやクルマが小さく写っていることは反省点。 ここでようやく?撮影ノウハウを中野から具体的に学ぶ。撮影日としては正月、GW、お盆が絶好とのことなので、今回の撮影日は十分。撮影時刻は7〜8時くらいが適度に明るく良いらしい。今回は午前〜昼ロケなので、やや遅いめ。場所は普段人が多いところが望ましいということで、スタート地点の霞ヶ関はその点良好。機材としては肉眼よりも広い視野で撮れるものがいいようだ。中野は8×10カメラなるものを使っているらしい。それで撮られた新作写真も拝見した。よく見る場所、イメージができている場所で無人写真、というのが重要なようで、一同も「こういう瞬間があるのか」と感心しきりだ。 さて、撮影へ。次のスポットとして、品川駅港南口へ移動する。平日はサラリーマンが多いスポットで期待されたが、時間が遅いこともあって人でいっぱい。セントラルガーデン側に移動する。こちらは人が少なめで、かつスケールが大きい。ここでマギーをモデルに写真を撮る。写りこんでいたクルマに動いてもらうマギーの活躍もあって、かなり具合はよさそう。ただ、ひとりの写真は成功しているのだが、風景を切り取りすぎていたり、どこだかわからないというのがマイナス。タモリのはギリギリバスが写っていること以外はスケール感が出ていて優秀だったが、これも奥の渡り廊下部分に人が写っていてマイナス。 中野のNG写真を見つつ、最後の撮影スポットへ。最後は勝島交差点。信号が青になっている間に横断歩道上から撮ったり、高速下の一般道を狙ったりしたが、クルマが写っていたり自転車が写っていたりでみんながっくり。しかし最後の最後で成功してみな大喜び。 東京の早朝、誰も居ない中を歩くのが非常に気持ちのいいものだ(銀座のソニービルの近辺とか・・・)ということを身をもって感じている夜行バスの元常連としては、こういう企画は楽しいし、やってみたいなあと思わせる。被写体が一人入ると難易度がぐっと落ちるというのは番組でも触れられていたが、それでも出来上がりはなかなか素敵。時間帯が遅いことを考えても十分じゃなかろうか。この中にあってマギーもめずらしく?いい仕事をしたし、やくがこれだけ目立たないのもあまりないように思うし、いろいろと特殊な回であったように思う。中野の作品「TOKYO NOBODY」も、サブカル御用達リトル・モアというのが気になるが、いずれ欲しい。 空耳アワーの結果 安斎、打ち合わせに時間通りに来たら、1時間早く伝えられていたようで誰もいなかったらしい。で、時間つぶしに散策に出たら30分遅刻したらしい。3本目は「ジャケットください」という希望に対して、「ふざけんな、これ(ジャンパー)はジャケットでもないしそこまでもいってない、この(手ぬぐい)の半分くらいだ」とボロクソ。
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