06年5月19日 潜入! ポパイ食品工業 地ソース造り大公開!! 他1編
ゲスト:ほんこん(進行)、井筒和幸、宮川大輔、鈴木正秀(前半解説)
庶民の食文化に地味に根付いているご当地ソース。今回は荏原にある地ソースメーカー・ポパイ食品工業を訪ね、地ソース造りの模様を見るとともに、場所を変えて地ソースの味比べも行う。

まずはソース造り見学。ポパイソースの材料は香味野菜中心。グレープフルーツ、玉葱、生姜、トマト、人参、林檎、セロリからつくる。セロリを入れるのが珍しいパターンであるようだ。野菜をスライサーにかけ、煮込むことおよそ30分。これに香辛料、調味料、カラメル色素などを加えてさらに煮込むと完成。また、ソースの種類は主にウスター・中濃・とんかつとあるが、これらのとろみの差はコーンスターチでつけているとのこと。と、ここで地ソース造りのパートはあっさり終了。

引き続き、100を超える地ソースから10銘柄を厳選して、地ソースを味わいながら酒を呑む「地ソース企画第2弾 ご当地ソースを肴にちょっと一杯!」。当初は鉄板にソースをただ焼いてヘラですくう、という話だったが、タモリには「ソース嫌いになるよ」と大不評。一方で酒呑みの井筒にはこれでも好評。結局これはあんまりということでキャベツもんじゃとあわせて味比べ。まずはコーミ「デラックスこいくちソース」。やや甘口のようだ。名水で作った早川食品「ミツハウスターソース」はコーミに比べあっさり加減で平均年齢高めの出演者陣には好評。次は野菜と果実のジュースで作った高橋ソース「カントリーハーヴェストウスターソース」。かなり薄口でフルーティ、ソースっぽくないとのこと。ニビシ醤油「ニビシ特級ウスターソース」は粉末の香辛料成分をそのまま残している。

ここからは味の違いを比較しやすくするため、一度に3種類のソースを用いる。まずはフンドーキン醤油「フンドーキン特級ソース」、毛利醸造「カープウスターソース」、星トンボ食産工業所「星トンボウスターソース」。カープは辛口のソースらしいソース、フンドーキンは醤油を混ぜているだけあって醤油風味、星トンボは大阪風お好み焼きの味。続いてばら食品「ばらソースウスター」、ツバメ食品「ツバメゴールドウスターソース」、ハグルマ「三ツ矢ウスターソース」。いずれも甘めでなつかしい味のようだ。

最後に各人が気に入ったソースを選ぶ。ほんこんはばらソース、宮川はツバメソース、タモリもツバメソース、井筒はカントリーハーヴェストソースを選んだ。


前半があっさりしすぎているせいでメインは後半、と思われるが、後半はソースを肴にした単なる呑み会の趣。井筒がいるからか。彼に酒を呑ませる企画もいいかげん飽き飽きしてきた(以前書いたように、酔っ払いを見るのをあまり好もしく思わないので)。新たな展開を求めたい。でなかったら、酒を呑んでもちゃんとしたコメントを発してくれればいいと思うのだけど、それどころか他人のコメントをばったばった殺していくからダメだな。もちろん、それが面白いという人もいるんだろうけど…。ソース食べ比べは普段全然ソースを使わない(できあがり品にかける類のものは一切使わない)のでいまいち実感が湧かなかったが、「フルーティ」という感想が漏れたやつは是非味見してみたい。宮川大輔初登場も、絡む相手が悪かった。こんなものではないと思うので、次に期待したい。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
AC/DCバッド・ボーイ・ブギ手ぬぐい
モニカホワット・ハーツ・ザ・モースト手ぬぐい
ブライアン・セッツァー・オーケストラセクシー、セクシー手ぬぐい

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