06年5月12日 | エロかし美人MCオーディション | ||||||||||||
ゲスト:板尾創路(進行)、鴻上尚史、竹山隆範(アシスタント)、江口ともみ、山本モナ、インスタントジョンソン | |||||||||||||
タモリ倶楽部は人材不足である、と主張する板尾。何の人材か、というと下ネタに対応できる(かつ、司会進行のできる)女性タレントなのだと。乾貴美子がいるといえばいるのだが、彼女も母親になったので頼みづらいとのこと。そこで今回は、下ネタに対応できる女性司会者を発掘すべく、オーディションを開催。「(下ネタ企画はそんなにやってないのに)この番組は各プロダクションに断られる」そうで、エントリーはオフィス北野組だけ。江口と山本のふたりだ。ちなみにタイトルの「エロかし」はエロくて賢い、の意。 オーディションは2つのステージで、ふたりのエロに対する姿勢を探る。最初のステージは「エロかし人格テスト 〜5つの質問〜」。最もワクワクするイヤラしい言葉、最もムカムカするイヤラしい言葉、初めて聞いたイヤラしい言葉(あとオンエアされなかったが、下ネタがらみの仕事に対する心構え、下ネタを言うときに気をつけていること)を聞く。質問はアクターズ・スタジオ・インタビューを参考にしたらしい。ワクワクする言葉は江口は「淫ら」、山本はパーツを褒められること。ムカムカする言葉は江口は女性器の俗称、山本は「かく(上方でいう抱く)」。初めて聞いた言葉は江川「プレイガール」、山本「おいど」。おいどの話題では山本が穴穴連発して一同騒然。 次のステージは「教養を試すイヤラ死語テスト」。下ネタ死語の意味を問う。なぜかタモリも強制参加。出てきた言葉は「レンコン」(男性同士の性交時に手で素股をすること)「M検」(性病検査)「けいかん」(鶏姦。男性の同性愛)で、インスタントジョンソンが言葉の正しい意味をコントで表現した。 以上がオーディションで、どちらが合格するのか、ということになるが、人材不足の中申し込んできたことが大きい、ということで両者とも合格に。しかし、エロは要らない、賢さだけで勝負したいと辞退されてしまった。 普段だと、「どうせこういう企画は何も決まらないのがオチだろう」と思って見るのだが、今回のテーマは常日頃から思っていたこと(自分の中では司会者、というより女性出演者という意味合いだが)だったこともあってかなり本気で見ていたため、辞退オチになったときには相当がっくりきた。辞退オチという台本の可能性も多分にあるのでそれは仕方ない(もっとも、いずれは彼女らにもそういう仕事が回ってくると思う)として、こんなところでモナが見られるとは思わなかった。関西に住んでいた関係で事前知識としてモナを知っていた(辞めて東京に出てきたのも知っていた)だけに、そのときの印象とは異なるけっこうストレートな発言が多くて楽しめた。男性陣の見解もそうだったようだが、かなりの天然っぽい。一方江口はさすがの知的キャラで、「遊廓」をさらっと書く、書けるところが優秀だと思った。エロもこなせるんだなあ…。上方事情を知る板尾が桂きん枝の名前をたびたび出していたのもいい。懐かしいなあきん枝。モナや江口の発言に過敏に反応していた鴻上は何のために出てきたのかよくわからないが、下ネタ企画のアイコンとして呼んだのだろうか? インスタントジョンソンはヒドい扱い。多少チヤホヤされたところで、この番組での扱いは所詮この程度か。送り込んできた太田プロは非道っぽいが、これが薬になるのならそれはそれでいいのでは。 空耳アワーの結果 安斎とみうら、赤坂のラフォーレで昨年度末に終わったラジオのイベントをやるらしい。5月27日。また、安斎が発見したことには、タモリが検証して「聞こえる」といえば手ぬぐいらしい。タモリはシステム・オブ・ア・ダウンを知らないと言っていたが、何言ってるんだこの人。
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