06年4月28日 タモリ電車クラブ 東急目黒線 地下工事区間を行く!!
ゲスト:向谷実、浅草キッド、半田健人、高橋忠(解説)、杉山光俊、杉山実、川村秀一、上村洋司
東急目黒線では、目黒〜洗足間の立体交差化工事が進行中。中でも、武蔵小山と西小山は地下に潜るのだが、今回はなんと工事中の地下駅に入れるということで、一同きちんとした装備で地下を探検。

地下一階は真上を列車が走るため、通常見られないアングルで見られるという利点はあるものの、その分音が大きすぎるということもあり、一同は早々と地下二階へ。地下二階はホーム。エレベーターができあがっていたり、エスカレーターも形になっていたりで、ほぼ完成していた。一同興奮。さらに線路にもおりられる(試験車両が走っていないため)ということでテンションは上がる一方だ。線路ではレールマニアのタモリが矢継ぎ早に質問を浴びせかける。クリップによるレール留めを行っていたり、保線の調整を行わなかったり、弾性枕木を採用していたりと、さまざま工夫がなされているようだ。

線路におりたまま、一同は西小山を目指して歩き始める。「ポイントが見たい」という声に応えるかのように、進み始めてすぐのところにポイントが。特別に動かしてもらう。ポイントも、昔は動く部分と動かない部分があったそうだが、いまは線路全体が一体となって撓んでおり、ここにも技術の進歩が見て取れる。さらに進むと前方には建築限界測定車が。トンネル内を電車が安全に走れることを確認するための機械だ。乗る許可を得て乗り込む一同。2階建てで、2階には架線が間近に見えるというファンにはたまらない光景が広がっている。この建築限界測定車、自走はできないが軌陸車で牽引すると走れるということで、実際に走らせてもらうことにする。2階の定員は2名とのことで、タモリと半田がハンディカメラ片手に乗り込む。興奮するふたり。

そうこうしているうちに西小山に到着。こちらもホームはほぼ完成している。蓄光タイルを見たり非常用発電機を起動させたりしつつ、待合室へ。待合室には、衝突防止のためガラスに文字シールを貼っており、それがまだ全部終わっていないということでこれを貼るお手伝いをする。質問攻めに戸惑う風の上村の指導を受けて(というかほとんど上村がやったようなものだが…)シールを貼るタモリ。西小山駅待合室の、「MARUKO MUSASHIKOSUGI MOTOSUMIYOSHI HIYOSHI」という部分を貼った。

以上で地上に出てきた一同だが、タモリはさらに洗足方向へ足を伸ばしたい様子。半田や向谷も同行して、ふたたび地下へ潜っていくのだった。


もはや鉄道啓蒙番組と化しつつあるこの番組。今回の企画は大変な境地に到達してしまっているのでは、と素人にも思わせるところがあったが、個人的には線路を歩けるのが羨ましいなあと思ったくらいではある。こうした壮大な鉄道企画はまた飛び込んできそう。そこへ鉄道に興味がない浅草キッドを持ってくるあたり冒険だが、無理矢理遺跡探検風に仕立て上げるなど、ソツなくこなしていた。南田なんかを連れてきたら奇声あげまくりで収録にならなかった(それはそれで面白いけど)だろう。向谷がかなり真剣に見ていたのか、あまり喋らずあまり目立たずだったのだけど、一方で半田は立ちすぎたキャラを存分に発揮。台車マニアでもあったのか…。どこへ向かっているんだろうこの人は。まだまだ奥がありそうで、今後も楽しみ。

空耳アワーの結果

勝手に観光協会で最近鉱山に行っているようだが、ヘルメットがものすごく臭いんだとか。

ミュージシャン 曲名 賞品
レッド・ホット・チリ・ペッパーズバイ・ザ・ウェイ手ぬぐい
レッド・ツェッペリン貴方を愛しつづけて手ぬぐい
ソイルワークフィガー・ナンバー・ファイヴ手ぬぐい

戻る