06年2月10日 | イタリア人もビックリ! 食べられる橋 パスタブリッジ選手権! | ||||||||||||
ゲスト:浅草キッド(博士が進行)、江川達也、各大学チーム、森谷俊美(解説)、鴨居達明 | |||||||||||||
トリノオリンピック開幕直前なわけだが、トリノといえばイタリア、イタリアといえばパスタである。そんなわけでパスタで一本。といっても料理をするわけではなく、パスタで橋をつくるというのである。今回はこのパスタで作った橋、すなわちパスタブリッジの強度を大学チーム間で争う。出場大学は北里大、慶應義塾大、東京工業大、東京大。慶大には電チラに出てた人がいた。参加者は機械や分子を専攻しているのがほとんど。土木系は見当たらず、パスタブリッジそのものの存在が疑われることとなったが、どうやらアメリカなどで活発なようだ。 まずは各大学が持ち寄ったパスタブリッジを鑑賞。主なルールは1.橋の長さは26cm(高さ自由)、2.太さ1.6〜1.8mm(銘柄自由)、3.50本まで使用可能、4.ホットボンドは4本まで使用可能、といったところ。北里大は日清製粉製を用いて斜張型を逆さに配した橋をつくってきた。このアイディアには森谷も感心。慶大は強度云々より北千住に架かっていたアーチ型・荒川橋を再現してきた。Nゲージのおまけつき。東工大は分子的見地からイタリア製のパスタを用い、さらにアーチ型とトラス型を融合させた。力の分散性に疑問が残るが、アイディア自体はよさそう。そして東大はゼミのテーマがパスタブリッジだそうで、見た目からして強固そうなアーチ型を作ってきた。この中にタモリ倶楽部チームも急遽参戦。パスタブリッジの匠であるところの鴨居が作ってきたトラス型ブリッジにパスタをいくつかつけたもので参戦。 一通り見たところで本戦へ。橋からかごを吊るし、そこに徐々に錘を載せて、壊れる直前の重さを記録とする。錘は1kg、500g、100gの3種類で載せ方は各チームの裁量による。折れると沸騰した鍋が待っている。1組目の北里大の時点では一般的な強度がわからないためかテレビ的な問題か、徐々に1kgの錘を載せていく格好。5kgくらいから撓み始め、記録は9kgになった。2組目は慶大で、記録は7kg。東工大は立て続けに5kg積み上げ、暫定トップの9kgもあっさりクリア。ただ、11kgになると一気に危なくなり、そのまま壊れた。そして優勝候補の東大が登場。同じものを作ったときに壊れたところを補強しただけあって、らくらく11kgをクリア。その後も細かく刻みながら着々と記録を伸ばし、19kgを記録した。さてタモリ倶楽部チーム。力のかかる場所が内側になって不利、と鴨居は不安そう。メンバーが1kgずつ交代でおもりを載せていくが、果たして不安は的中し、10kgまでで壊れてしまった。 以上、優勝は東京大ということで、トップにパスタのミニチュアを乗せたトロフィーが贈られた。壊れたパスタは単に鍋に入れられただけかと思っていたら、本当に調理されたようで、最後にみんなで試食。当然ながら一本一本が短いそうで。あと、ボンドを使用していることが懸念されたのだが、やはりボンドの匂いはしていたようだ。 本編は、鴨居作のパスタブリッジが案外だったこともあってか、地味めな企画のわりにそれなりに盛り上がったように思う。もちろん、それには浅草キッドの尽力あってこそだが。いきなり「ジャングルクッキーング」と言って登場。なんてステキな。この後も「汁男優かと思った」「噛ませ犬だと思ってた」などと失礼ながらも的を射た発言を連発。アドリブ発言に関しては彼らは随一だと再確認。江川がお飾りになってしまっていたのが残念で、それならば興味なさそうな女子を連れてきてもよかったのでは、と思うけど、理系的企画に女子が呼ばれること自体少なくなっているから致し方なしか。 空耳アワーの結果 安斎、イタリアでパスタを頼んだら冷めたものが出てきたらしい。でも帰り際に飴を貰ったことを喜んでいたらタモリに呆れられた。
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