05年11月11日 真の電車男大集合! 大学鉄道研究会対抗「電チラ」選手権!!
ゲスト:やくみつる、吉岡美穂、パラダイス山元、勝田和宏(進行)、各大学鉄道研究会
地味に電車企画の常連になりつつある勝田が駅員の格好で登場。ともなると、今回は電車の企画だ。テーマとなるのは電車のチラリズム、電チラ。トンネルから出たと思ったらまたトンネルに入る、というような、一瞬だけ電車が見られるポイントを各大学の鉄道研究会が映像を持ち寄って競う。ちなみに、吉岡は当初予定になかったが、出演依頼時の各会からの女性ゲストの熱望ぶりに急遽呼んだらしい(笑)。

のっけから電車の走行音を口で言うすごい盛り上がりで始まった選手権の一組目は早稲田大。なぜか出演者それぞれに電車に関係するニックネームをつけてもらったようで、紹介するのは駅寝(駅で寝るのが好き)と夜行(夜行列車が好き)。夜行は列車のトイレ好きでもあるらしい。出てきた電チラは、山梨県大月市(梁川と四方津の間、中央本線)と、徳島県三好郡(坪尻そば、土讃線)。理解しきる前にVTRが終わってしまい吉岡はキョトン。大月はそこそこ好評だったが、三好郡のは遠景でチラっぽくなく、いまいちの評価。続いて慶応大。Nゲージ(鉄道模型が好き)と乗り鉄(とにかく乗るのが好き)が登場。電チラは早大と打って変わって近場で、神奈川県横浜市(キャンパス内、東海道新幹線)と東京都北区(田端操車場そば、湘南新宿ライン)を紹介。横浜市は横着さもあって不評だったが、北区のはそれなりにいい評価だった。

多くの大学が会員不足、女子不足に悩まされている現状を知りつつ、次の法政大へ。京急(京急好き)と撮り鉄(写真を撮るのが好き)が紹介するのは神奈川県横須賀市(逸見と汐入の間、京浜急行)、神奈川県横浜市(伊勢町のあたり、京浜急行)。これはともに高評価で、パラダイスなぞは興奮して変な声になっていた。筑波大からは複々線と近鉄が登場。チェックのシャツ禁止、ミーティングで電車の型式を言うの禁止というように、オタク性を排除した規律があるらしい(しかし身体のゆれ具合から滲み出るものが…)。出てきた電チラは茨城県筑波郡(みらい平そば、TX)。最新の電チラだ。ここで吉岡からつくばエクスプレスの存在すら知らなかったという衝撃発言が飛び出した。

最後は電気通信大。7000系(京王線、本人の誕生日の頃から運行)とVSE(新型ロマンスカー)が紹介。東京都八王子市(京王多摩センターと京王堀之内の間、京王線)と東京都稲城市(武蔵野貨物線)が登場。八王子は綺麗な交互電チラに思わず感嘆の声。稲城も列車自体なかなか見られないレアものであるようだ。

以上9つの電チラから大賞を選定。電通大の八王子市のものに決定した。オーソドックスな電チラで、かつ短い区間で上り下りが交差するのがよかったらしい。賞品としてトロフィーが贈られた。プレゼンターはミス電チラになったらしい吉岡が務め、両手握手までするサービスぶりだった。


電車企画。勝田のソツのない進行が目立った。彼はこの番組にずいぶん育てられてる感じがする。企画の目の付け所は悪くはなく、そこそこ楽しめるものであるように思う。鉄道研究会のみなさんは、うーん、番組の雰囲気には向いているんだろうけど、というところか。でも「視姦されてますよ」は言い過ぎだろう…。鉄研の中では振られることすなわちいじられることになっていた乗り鉄さんはちょっと面白かった。こういう、使い物になりそうな素人をしつこく引っ張り出して同じまとめ方をするってことはよくある気がする。で、自覚的にオタクから遠ざかっているはずの複々線さんが個人的に一番受け入れられない感じがしたのは、自分も嗜好がヲタ寄りだからかしら。お飾りで呼ばれたはずの吉岡美穂は興味はないのだろうけど、淡々と状況を受け入れて企画に入り込もうとしており好感。単に何も考えていない可能性は高いが、なかなかできるものではないと思う。やくとパラダイス山元は目立たず。使いどころを間違えた感もなきにしも。

空耳アワーの結果

安斎、パラダイス山元をはじめとする豪華メンバーとクリスマスの宿題工作展をやるらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
バズ・コックスプロミセス手ぬぐい
ザ・ローリング・ストーンズ彼女の視線Tシャツ
エイジア孤独のサバイバー手ぬぐい

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