05年11月4日 ちょい不良(ワル)オヤジは作業服で決めろ!!〜とっても奥深い作業服の世界〜
ゲスト:伊集院光(進行)、井筒和幸(スーパーモデル)、細田聖一(解説)、細田利子
「ちょいワルオヤジ」「ちょいワルファッション」などと言われているが、伊集院によれば作業服こそが時代の先端でありちょいワルファッションなのだと。そこで今回はさまざまな作業着をファッションショー形式で見てみる。着るのはこういうのがいかにも似合いそう、業界一の作業着ニスト・井筒だ。

ショー会場の小美屋の沿革を軽く聞いて早速ショーのスタート。まずは解体工から。井筒が登場するや沸く一同。堂に入った着こなしぶりで、タモリばりにプチ設定も入れ込む余裕も。ポイントは粉塵などの侵入を防ぐツナギ、釘などを踏まないための安全靴。続いては鳶。井筒もなぜか昂揚するハマリぶりだ。ポイントは身軽な作業を可能とする大きなたるみのある鳶ズボン。丈はどんどん変遷しており、七分から八分へ、さらに超ロング八分、超超ロング八分、超超超(これでサンチョウ)ロング八分ときているようだ。作業着の中でもオシャレさんが集う職種であるからして、カタログも充実しているし、オリジナルブランドもいろいろある模様。

3着目は大工。ニッカズボンがポイントか。これで膝がかなり楽になる。雪駄も重要。そして、オガクズが目立たないようベージュでコーディネート、ということが多いらしい。4着目は趣向を変えて何の職種かタモリに当てさせるというものだったが、工具のハッカーをヒントにボケもなく瞬殺。鉄筋工だった。色は鉄錆を考慮して臙脂が定番とのこと。次に出てきた溶接工は耐火性の革素材であることがポイント。帽子のスナップを外せば首周りをガードすることもできる。6着目の電気工は伊集院も見た瞬間納得の格好。青一色で、制電糸が等ミリ間隔で織り込まれている。

7着目では4着目の反省に則って道具を持たずにタモリに当ててもらったが、ここでもあっさり正解の配管工を導き出す。黄がかったベージュといった感じの色合いで、ぱっと見は電気工とあまり変わらないのだが、慣例的に職業での色分けがなされているのだそうな。他には強いて言うなら中編靴であるところが特徴的。次は塗装工。職業のせいか、ヤッケとニッカが格安。上下で\1,500しないという使い捨てすら可能な金額であった。ラストを飾るのは植木職人で、藍染(虫除けの色)の腹掛けや乗馬ズボンがトレードマーク。

最後にはタモリが9着の中で一番いいと思ったもの、キング・オブ・作業着を選定。鳶に決まった。したらタモリがそれに着替えて締め、という流れに。驚いた風のタモリだが、いざ着てみると満更でもなく。ジベタリアンにも鳶ズボンを推奨していた。


酒が絡む企画とは別な意味で井筒オン・ステージの感ある回。細田親子もびっくりの着こなしぶりで、どれもこれも似合うこと似合うこと。一瞬我に返りながらも、自分に与えられた役割をきっちり果たすあたり、さすが並の映画監督ではない。これにぶつけるのが伊集院という安定株なので、この時点で水準程度の出来は確保されたようなもの。爆発はないにしても最後まで無難に綺麗にまとまった感じ。職種と色の関係など、数々のポイントは普段目にしていた中では全然気付かなかったが、言われてみればなるほどなあというところが多くて勉強になった。

空耳アワーの結果

安斎、鉄骨を運ぶバイトがうまくいって母親に自慢したら一日で辞めさせられたらしい。2本目は「圧力に屈した」結果。

ミュージシャン 曲名 賞品
アレステッド・ディヴェロップメントヒット・ザ・ロード・ジャック手ぬぐい
キッスロックン・ロール・オール・ナイトTシャツ
ジプシー・キングスオイ手ぬぐい

戻る