05年4月22日 日本全国踏み切り大賞!
ゲスト:松尾貴史(進行)、眞鍋かをり、小林恵美、伊藤博康(解説)、東出有輝
長年親しまれてきた談話室滝沢の閉店は、ネット界も大きく揺るがした。実は電車の世界でも、踏切が高架化の影響か、徐々に減っていっているとのこと。今回はこれを受け、日本全国(笑)のめずらしい踏切を見てゆく。鉄道ネタといえば南田だが、今回は新顔、小林のマネージャーの東出が参戦だ。

まずは初登場の東出(伊藤や小林も初登場だけど)の電車嗜好を探る。地下鉄専門だとか、小林に集合確認のメールを送るときも乗換案内が充実してるとか、電車模型を1,600両以上持っていて、模型改造もバンバンやるとか、模型を肴に祭りと称して酒を呑むとか。小林に「仕事してくださいよ」と言われはしたが、番組に向いたキャラっぽい。併せて伊藤のコレクション・双頭レールを拝見。

本題の踏切大賞で出てきた踏切は、川崎の竿がえらく長い(約6m、一本で2車線分をカバー)もの、横浜の走路が段になっている(線路がいくつも走っているため)もの、豊島区の都電路線内に連続してあるもの、世田谷区の赤信号で止まるもの、豊島区の交差点を斜めに横切っている(Y字に見える)もの、草加市の役目を終えた閉まらないもの、浜松市の新幹線が通るもの、木更津の紅白のもの、台東区の銀座線が通るもの。途中何度か東出の模型コレクションが出てきてそこでまた花が咲く。何のために呼ばれたのかといった風の眞鍋や小林も何やらだんだん楽しくなってきたようだ。

大賞は選出権がキッチュから東出へ全権委任され、豊島区のY字踏切になった。一瞬文句を言った一同も納得の結果だった。最後はさらに東出の模型コレクションの世界へ。小林を端に追いやり(所定の並びは画面向かって左からキッチュ・伊藤・眞鍋・タモリ・小林・東出)タモリの隣を確保、自慢のコレクションを次々披露。伊藤も眞鍋に席を譲ってもらいタモリの隣へ。すっかり盛り上がる電車好き3人を尻目に、残る3人で「また来週」。


おそらく近い将来の鉄道企画で南田と共演して激論を戦わせたかと思ったら、お互いより高みへ上り詰めて誰もついていけなくなるということになりそうな期待の新鋭東出。踏切云々より彼のお披露目会なんじゃないか?と思ってしまった。JRの発車メロが着信メロディにしてるし。この電話が鳴ったのって、やっぱり演出かなあ…。「南田口惜しがって見てるだろうねえ」とはタモリの言だが、ごもっとも。南田より落ち着いているのがプラス。女性タレントに鉄道企画は鬼門だが、中でも興味を持ってくれそうなあたりをひっぱってきたせいか、女性タレントを交えても特に違和感はなかったように思う。眞鍋なんてすっかり番組の空気に馴染んで普通にツッコめるし。小林もはじめて見たが好印象。豊岡真澄のように別撮りコーナーに追いやられることはないかな? キッチュは例によって全肯定だが、「おつかれさまです」「コスプレの専門家」発言や、終盤会話に混ざろうとして混ざりきれず、指を立ててポーズするあたりがとくによかった。あ、踏切。首都圏ばかりだったけれど、十分面白かった。横浜の段差のやつは、一度別な企画で放送してるよね? 何だったかな…。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
ロス・ロボスラ・バンバ手ぬぐい
ピーター・ガブリエルアイ・グリーヴ手ぬぐい
メソッズ・オブ・メイヘムアンガー・マネジメントTシャツ

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