05年4月15日 中国製トイカメラで人妻タレントの宣材を激写!
ゲスト:ガダルカナル・タカ、南美希子、乾貴美子、野村浩司、五月女ケイ子、新保勇樹、笑福亭鶴瓶
人妻モデルの撮影会をすることになった。期待に胸膨らませて見ると、南と乾。彼女らの宣材写真を撮ろうというのが撮影会の目的であるようだ。もっともこの番組のこと、ただの撮影会で終わるはずがなく。撮影会に用いるカメラが普通とちょっと違う。プロが撮ってもピントや露出にミスがある難物、中国製のホルガ120FNを用いるのだ。曲者とはいえ、ホルガを熟知したプロ、野村がばっちりサポート。

フィルムではすぐに仕上がりを見ることができないので、ポラでチェックできるように装置をセットする。装置のセットを兼ねて、ホルガの特性を勉強することに。特徴は・裏蓋はカメラから外れるので落とさないように気をつける、・内面反射するので電池には黒いテープを巻いておく、・電池は2本で、+−の向きは異なるのだがなぜかばねの位置は一緒、・ポラロイドホルダーを取り付けるとファインダーは覗けなくなる。最後のやつが致命的だが勘で撮るのだそうだ。

とりあえずお互いを試し撮りするタモリとタカ。意外にも対象をしっかり捉えていて、これなら問題なさそう。いざ撮影会という段になって五月女も加わり、カメラマン3人・モデル3人の体制になったので、それぞれ組になって撮影へ。南・タモリ、五月女・タカ、乾・野村という組み合わせで開始。まずは乾と野村から。ごきげんようみたいな巨大サイコロで撮影コンセプトを決めるのだが、「いちばん欠けている」という「セクシー」になってしまった。しかしそこはプロの腕、小道具をうまく使って乾を驚かせた。

あまりにも寒いので室内へ。乾の撮影は続行。ストロボを駆使した結果も好評。ここで南・タモリにバトンタッチ。「知的」をテーマに、眼鏡を用いて撮ってみる。ちょっとボケたが野村に言わせれば「こんなもん」なんだとか。五月女とタカは、五月女が「セクシー」を狙ってサイコロを置きに行き、見事に「セクシー」を出したもんだからタカが苦労。怖い写真になってしまった。やはりカメラマンの力量差はあるようで、組み合わせを南・野村、五月女・タモリ、乾・タカに変えて再度。ここからはテーマなどあったものではなく、淡々と。南の組はさすが野村、巧く撮った。五月女の組は小悪魔風?にタモリが撮り、五月女照れ笑い。乾の組は万華鏡のように撮れるレンズを駆使し、なかなかいい出来になった。

しかし五月女も野村に撮ってほしいと言い出したので、まあ最初からそういう予定だったのだろうけど、今まで組んでないペアで3回戦。五月女は隅っこに追いやられ、タカ言うところの「追い込み漁」のような光景だが、ストロボをうまく構図に入れていい具合に。次にタカがまた新たなフィルタを使って撮影に臨むも、怖い仕上がりになってしまった。最後は乾の撮影だが、途中で近くを通りがかった鶴瓶が登場。完全に想定外の流れっぽいが、タモリ撮影で鶴瓶も写真を撮ってもらうことに。この仕上がりがけっこう良くて、鶴瓶興奮。本題の乾の写真も抜群で「嫁入り写真に」「見合い写真にします」などと口走らせるほど。

最後に3人が選んだ宣材写真を紹介して終了。南と五月女は野村撮影の、乾はタモリ撮影のものを選んだ。


いやあ乾ちゃんは可愛いなあ! って片付けて良さそうな回。以前番組を支えていた?人妻、現在番組を支えている人妻、今後番組を(脇からではあるだろうけど)支えていくであろう人妻が一同に会し、番組の歴史を垣間見るようでなかなかいい感じ。タカは道化を演じたのか素であれなのか掴みかねるが、ちょっと他のふたりと差がつきすぎてかわいそう。ああいうカメラのほうが力量差がはっきり出るのかも。タカ、野村を見て「おしゃれな出川」とは言いえて妙。あと、ポラを勢いよく引いてカッコつけようとしても様にならないあたりがよかった。鶴瓶の登場は全くのハプニングでおそらくギャラも出ていないのだろうが、ああいうことがあるとちょっと楽しい。

空耳アワーの結果

安斎、デザイン研究所時代は写真が好きで、ミラーに黴のはえた中古カメラの塩梅がよく、多用していたそうだが、故障したときに修理に出したらすべて綺麗になって返ってきたのだとか。

ミュージシャン 曲名 賞品
プリンスイマンシペイション手ぬぐい
T.レックスザ・スライダー手ぬぐい
パンテラハーシーTシャツ

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