05年3月11日 空耳アワード2005 後編
ゲスト:クリス・ペプラー(進行)、安斎肇、萩原健太、ZEEBRA
先週に引き続き、空耳アワード。「先週の作品もちゃんと覚えておいてくださいよ」と堂考えても二本撮りなのに注意を促すクリスペプラーがなんだか。

今回の特別企画は「ついに軽い腰を上げて」ソラミミスト安斎が初投稿。空耳のプロが自らコンテを切って殴り込みだ。しかし一本目から寒々とした空気があたりを支配し、安斎は冷や汗のかきどおし。「ご職業、イラストレーターですよね?」と言われるほどの絵コンテも公開され、どんどん逃げ場を失う安斎であった。一応今までのヒット傾向を分析してコンテを切ったらしいが、まあ結果は散々だったわけで、「聴いてる音楽のセンスがいいなってことはわかりました」と変なフォローをされる始末。さらに、テーブルに置いてある手ぬぐいで噴き出る汗を拭っていたら「あげてないのに使わないで下さい」とも言われてしまった。

オンエアされた空耳は下記の通り。
  1. ジプシー・キングス「パパもママを愛してる」(WORLD MUSIC部門
  2. アナ・ディー「バ・エル・アモル」
  3. アントニオ・デレーリア「ソレアレス」
  4. アンリ・サルバドール「マドモワゼル」(ここからWORLD MUSIC?部門 Part2
  5. ビョーク「ショー・ミー・フォーギヴネス」
  6. ジンギスカン「めざせモスクワ」
  7. セルジュ・ゲーンズブール「女はわからぬもの」
  8. ザ・ビートルズ「涙の乗車券」(ここからSUPER STAR部門 Part2
  9. ブリトニー・スピアーズ「ブリーズ・オン・ミー」
  10. ネリー「ジレンマ」(ここからHIP-HOP部門 Part3
  11. ブラック・アイド・ピーズ「ヘイ・ママ」
  12. エミネム「キム」
  13. ジム・クロウチ「リロイ・ブラウンは悪い奴」(ここからMANIAC部門
  14. ニール・イネス「ヒューマン・レース」
  15. ブルース・ブラザーズ2000 OST「ファンキー・ナッソー」
  16. ラムシュタイン「ヘイレイト・ミッシュ」(ここから最近のグランプリ作品
  17. TLC「ウィスパリング・プライア」
  18. アット・ザ・ドライヴイン「スリープウォーク・カプセル」
  19. マッドハニー「ヒア・カムズ・シックネス」
大賞は先週のウェストサイド・コネクション「ライツ・アウト」になった。投稿者には空耳特製湯呑みナイト&デイ・ヴァージョンが贈られた。


萩原の分析?が大仰で素敵。「ぬりかべの勝ち方はあれですよ」「ビョークもアワード狙ってる」なんてことをしれっと言えるなんて、さすが健太先生であります。「冷やしてましたけどね」ってさらっと言うところも見事だった。ジブラは「間違いない」と言いすぎだけれど、そこそこいいコメントを出していて普通にいい人そうで。パブリックイメージというか、音楽的戦略にそぐうのかはわからないが。そして今回はなんといっても安斎の投稿コーナーが。素晴らしくて。ひっぱり方も好きだし緊張と弛緩の入り乱れっぷりがたまらない。コンテに書いてある「大爆笑」が、「ここだけコンテどおりじゃなかった」なんて言われるけれども、ある意味大爆笑になってるし。大賞発表のところでまた蒸し返されるのもいい感じだった。

安斎の入魂の作品の結果

ミュージシャン 曲名 周囲の反応
レニー・クラヴィッツホエア・アー・ウィ・ランニン?無反応
Gラヴブーティー・コール無反応
Gラヴエイント・ザット・ライト無反応

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