04年11月26日 ギャラ高っ! 生物(いきもの)大賞!!
ゲスト:浅草キッド(進行)、YOU、やく・みつる、五月女ケイ子、早川いくを
近頃は何かとセレブセレブと、稼ぐ人間と平民との格差は広がるばかり。動物の世界にも似たようなものがあって、希少動物になると映像の使用料だけで何万もかかってしまうのだとか。今回はそうした動物セレブを鑑賞するのだが、全部見ていては予算がもたないので、やくや五月女が描いた(当初は大友克洋・宮崎駿の予定だったらしいが)イラストと早川の解説を受けて、一通りノミネートをさらってからいちばん見たいものを見る。やくと五月女のイラストも、実際どんなものかわからず話を聞いただけで描いているので甚だあやしいが、とにもかくにも順々に。

まずはやくの描いたウミサボテン。ネオンのように発光するらしい。また、昼間は萎れていて夜になると隆起するのだとか。これが1秒48,000円(以降1秒3,000円)。続いて五月女のザトウムシ。イクラに長い髪の毛のような足がついた形状(最大18cmくらい)。10秒50,000円(以降1秒3,500円)。やくのコウガイビルは、イラストの時点で当たらずとも遠からず。蛭ではなくプラナリアの一種で、体長は2mにも及ぶという。10秒35,000円(以降1秒3,500円)。五月女が描いたナガヅエエソは30cmくらいで三脚のように砂に立ち、髭のようなもので餌を捕捉するらしい。変なイラストだがほぼ合っているようで、使用料が無料だったため見た映像でも大きくかけ離れている感じでもなかった。やくのキンチャクガニは脱皮するとき以外常にイソギンチャクを持つカニ。威嚇したり餌を獲らせたりと、イソギンチャクと共生するらしい。10秒44,000円(以降1秒2,000円)。五月女のオポッサムは死臭を漂わせながら死んだふりをする小動物。猟犬が銜えて振り回しても微動だにしないと言う。お値段は20秒105,000円(以降1秒4,000円)と破格値。

ヨツコブツノゼミは頭の上にプロペラがあるらしいがYOUは全く信じない。でも、回転しないにしてもやくのイラストはシルエットは近いようだ。また、蝉ではなく半翅目らしい。10秒50,000円(以降1秒4,000円)。最後は最近発見されたミミックオクトパス。五月女はヒラメになる蛸と聞かされてイラストを描いたらしいが、この蛸、ヒラメ以外にも休憩中のタツノオトシゴ等々さまざまに(40通り!)擬態するようだ。1秒48,000円(以降1秒3,000円)。

結局大賞は40通りの擬態が効いたか、ミミックオクトパスに決定。60,000円支払って5秒間見たヒラメの擬態は…ヒラメに見えずに一同大ブーイング。


へんないきものというのは得てして見た目がかわいくないもので、そんな積極的に見なくてもなあ…と思わなくもないが、それを言うと企画自体が成り立たないので措く。最後に見たミミックオクトパスは、あれで十分じゃないかなあと思うのだけど。本気でヒラメになると思ったのかしら? テレビ的反応かしら? 放送禁止用語(地上波ゆえの自主規制か?)も平気で口にする早川の飄々とした雰囲気が、淡白すぎる嫌いがあるとはいえ番組になかなか合っているように思う。もうなさそうだけど、再登板希望。「なんて絵を描く人なんだろう」と何気に五月女に失礼なことをいう(今回に関してはどちらも似たようなものだと思う)やくは最近妙に出てくるような気がするが本業あがったりということか。そういうことにしておく。

空耳アワーの結果

安斎、ナナフシに驚いて以来虫がダメらしい。2本目は以前の空耳VTRとネタがつながっている。

ミュージシャン 曲名 賞品
NOFXシックス・パック・ガールズ手ぬぐい
エディ・リーダーメディスィン手ぬぐい
ソナタ・アークティカサン・セバスティアン手ぬぐい

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