04年10月8日 あなたもオーナー!? 居抜き店舗物件情報!!
ゲスト:伊集院光(進行)、金村義明、安めぐみ、山邊浩、小能武、加賀山大士、近藤道子
伊集院が不動産仲介業者を仲介する事業を立ち上げた。そこへやってきたのがサイドビジネスとして店舗を構えたいと考えているという金村と安。今回はさまざまな居抜き物件を見てサイドビジネス展開の可能性を探る。タモリもうどん屋「都留庵」の経験があるということで(てか「太助」の経験もあるんじゃないのか?)経営コンサルタントという位置付けでノリ悪くも参加。

まず訪れたのは要町の山手通り沿いの元中華料理店。呉服屋と花屋がくっついた物件で、元呉服屋部分は反物入れの棚が残っていたり大鏡が残っていたりもちろん段差もあったりで、元花屋部分は厨房になっているが形が三角形なのでかなり狭く、調理をシミュレートしてもやはりかなり苦しそう。ワンフロア51.53m2で賃料18万で、営業の山邊が言うには「考える余地は何もない」とのことだが、それにタモリは「あります」と即答、そんな物件。「(金村の)現役時代の1安打の給料はこれ(18万)より高いでしょ?」と妙に納得しそうなセールスを展開するも、あっさり却下。他の物件を見ることになった。

1軒目は現場で見たが、あとはVTRと間取りで検討。まずは湯島の元スナック。タモリや金村が見る前からさんざんスナックの悪いイメージを言っていて、薦める側の小能もなぜか「だいたい合ってますね」と同意してしまう昨今のスナック業界だが、紹介された物件はなかなかいいかも? 6路線に面しており、急な階段を下った地下店舗。全部で12人くらいしか入れない小ぢんまりとした店内で、フックも多い。ホスト側も通路が狭く、太った人は通れない。ただ24.50m2で233,415円とかなりなお値段で保留。

次は大森の元焼鳥屋。角地の三角形店舗は狭いながらも木を中心とした素朴なつくり、白熱灯ベースの照明でかなりいい感じ。調理スペースも狭いけれど好感触だ。そもそもオーナーの健康上の理由で泣く泣く手放した店であるようで、普通の居抜きとは条件が違うようだ。賃料も1F・2Fともに13.65m2で11万とかなりお得な感じ。山邊のわざとらしい演技もあるにはあったが、山邊の会社が自ら買い取った(1軒目は買ってないらしいが)だけあってけっこう自信の物件であるよう。しかしこれも保留。

さらに出てくるのが三軒茶屋の元カラオケボックス。世田谷通り沿いという抜群の立地だが、細長い形状が難点? 前の持ち主は13年もやっていたようだが、近郊に大手が進出してきたこともあって撤退したらしいというワケあり店舗で、さらに82.64m2で42万という価格もあって保留。一応カラオケに代わる業態として芸人を置くとか占い師を置くとかいう案も出たけど…。最後は自由度が高く、広い物件ということで120坪の深大寺の元日本料理店。飛騨から歌舞伎町に移築され(タモリはこの時代を知っているようだ)、さらに深大寺に移築された木造合掌造り。1F5部屋、2F4部屋、宴会場30畳、駐車スペース19台という広さに客商売から離れ分譲という案も出てきたこの土地。1F242m2、2F154m2という広さなので賃料も84万と微妙なお値段。結局全て保留で今回は見送りという結果に(あたりまえだ)。


そもそも居抜きという言葉を知らなかったのだが、調べて意味を知って思ったことには、もう少し物件の負の部分をさらしたほうがいいんではないかと。まあ副業云々も本気でないのだろうからいい部分だけでいいのかもしれないけれど。ただその中にあっても、大森の焼鳥屋はかなりいい気がした。やるなら間違いなくあの物件だろう。山邊が演出(テレビ側の演出と見た)とはいえ追い込みをかけるのも理解できる。「なのこり」なんて信じられない日本語を使うけれど、山邊のキャラはそれなりによかった。やる気のなさそうだったタモリが急に経営コンサルタントぶるところも良かった。家賃が現実的でないにしても物件を見るのも不動産好きとしては楽しかった。一方で、細かいところこそ気を遣いそうなものなのに、最初に出てきた伊集院の名刺のURLが「htp://ww.chuukai_cam」なんてかなりいいかげんになっていたのはちょっとがっかりだ。実際に入力したら案内画面が出てくるくらいの遊びがほしい。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
ストラトヴァリウスリージョンズ手ぬぐい
スレイヤーエンジェル・オブ・デス手ぬぐい
トーキング・ヘッズワンス・イン・ア・ライフタイム手ぬぐい

戻る