04年9月17日 吸盤の素朴な疑問に答えます スターQ盤どA!!
ゲスト:松尾貴史(進行)、山田五郎、高橋昇(解説)、印南勝弥
タモリは「そんなことするわけないだろう」と言っていたけど、先週ひっそりと番組内で募集された「吸盤に関する素朴な疑問」に、数多くの葉書が届いた。今回はこれを受けて、世界有数にして日本唯一の吸盤メーカー、タカプラS・C・Jで吸盤のさまざまな謎を解決する。

さっそく葉書を読むキッチュ。タモリはなお疑いの目を向けていて、消印を確認。確かにある。これにはタモリも納得せざるを得ないようだ。さて、読まれてその場で解決させた質問は「吸盤はどうしてくっつくのか、でっぱりをつかむとはがれるのか」(大気圧で押さえつけられている、でもくっついているのは縁だけなのでちょっと空気を入れるとはがれる)、「吸盤はいつどこで発明されたか」(わからない。ゴムができた19世紀くらい?)、「なぜ風呂場のタイルからははがれやすいのか」(つかないから。素焼きの裏側から空気が入ってくる)、「吸盤の寿命は」(可塑剤が染み出すので、商品としては1年くらい)、「なぜ透明ではなく青色が入っているのか」(綺麗だから)、「ネジがついた吸盤とは」(ネジで絞って中の圧を低くする)、「今まで全然売れなかった吸盤は」(社長の手を象ったバイバイハンドや紙挟みになるビッキーハンド、時計が入るペッタンクロック)、「ヒット商品は」(ニンジャダーツ)。

併せて、スタッフ内の吸盤所持数の実態調査結果を報告。基本的にはみんな持っていないようだが、持っている人は桁違いの量を持っているようだ。傾向としては、賃貸住宅に住んでいる、小さな子どもがいる、整理整頓が好きという人が吸盤持ちであるようだ。また、「普通サイズの吸盤はどのくらいの吸着力があるのか」という質問を受け、一般的な吸盤で6kgの書類ケースを持ち上げる実験を開始。他の進行と並行して実施する。

また、「吸盤はどうやって作るのか」という質問から、実際に吸盤ができる工程を印南の手さばきとあわせて見学する。顆粒状のプラスチック(ゴム?)を機械に投入して溶かし、型に吹き付けて吸盤の形にするという、至極もっともな工程だった。最後には「一番強力な吸盤は何キロのものまで引っ張りあげられるか」(20kgで設計しているけどそれ以上は不明)という質問に関連して、吸盤の耐荷量をさぐることに。新製品のダイヤモンド型で21kgの重しを吊るすところからスタートし、ペットボトルで0.5kgずつ加載する。順番に入れていたのに途中で順番がおかしくなるなんてことがあった(キッチュずるい)が、30kgまではもった。なお、番組途中で吊るした書類ケースは1時間半もったようだ。要するに、強力だったってこと?


途中までタモリは本当に募集があったのか疑っていたが、その疑いは当たってるわけで。募集した回の初回放送が9月10日なのに、収録日は8月28日だったわけだから。所謂やらせですなあ。でもまあ、こういう演出もいいかなあ、と。葉書の形を借りて質問をぶつけていくのはやりやすそうだし。ただ職人系の企画にしてはどうも弱いかな?という気が。「タイルにはつきません!」「綺麗だから」といったあたりの高橋の気風の良さは目についたがそれくらいか。質問をもう少し絞って深く突っ込んでいったほうが面白かったかもしれない。最後の実験で、ADが公式記録員みたいな格好をして出てきたのは良かった。一瞬しか出てこないのに!

空耳アワーの結果

キッチュのバー(という言い方だったが本当は共同運営)のカレーが旨いらしい。山田五郎はギターが巧いらしい。と、適当な話をして「急場んしのぎ」なんだとか。

ミュージシャン 曲名 賞品
ビースティ・ボーイズトリプル・トラブルTシャツ
AC/DCミストレス・フォー・クリスマス手ぬぐい
ウエストサイド・コネクションライツ・アウトTシャツと手ぬぐいと吸盤2個

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