04年8月6日 江北機械製作所 我が社の誇りベスト10
ゲスト:ほんこん(進行)、ふかわりょう、やくみつる、島崎剛一(案内)、金沢孝雄、大竹昇司、トルオン・カンフォア、井出重信
訴訟などゴタゴタもあったが、青色ダイオードは近年まれにみる日本発の先端技術である。ただ、もちろんこれだけが先端技術というわけでもない。今回訪れる江北機械製作所も金属加工、なかんずく研磨(鏡面加工)に関しては世界屈指のレベルを誇るそうだ。今回はそんな職人の世界を覗く。

ベスト10は以下のとおり。

1位 究極の鏡面加工 旋盤加工した後の山切り部分を砥石で削り落とし、リューターで仕上げ
2位 形状班グループリーダー トルオン・カンフォアさんマイホーム購入 川口に注文住宅を購入、家の進行状況を写真にとって携帯待ち受けに
3位 祝 CI 社名変更を考案中(いまいち意味わからず)
4位 江北ゴッドハンド 金沢は10ミクロンの切削を手作業で行える
5位 20年間故障知らず シャルミー社の形彫り放電加工機のこと
6位 祝 社員旅行復活 平成15年に伊豆多々戸浜へ1泊2日で旅行
7位 副社長の輝ける20代 ヘビーメタルバンド「MURBAS」(のちの16LEGS)でギターを担当
8位 10ミクロン以下で勝負 加工時に通常考える寸法が10ミクロン以下
9位 独特な器具 チップ&ゲージ 鉄を削る刃物がチップ。切子がつながらないよう独特のデザインがされている。ミクロンの世界を測るのがゲージ
10位 芯出し3年 材料を機械に固定して材料と機械の回転軸を同じにする作業のこと

10位の芯出しは実際にやってみる。やくがあっさりできて意外と簡単か?と思いきや、ふかわもタモリすらも苦戦。やはり芯出し3年の言葉に偽りはないようだ。とここで大学院で研磨を学んでいたという大竹が参入。「ホリプロの南田さんに負けないように」と現場からの参戦で、以降も濃い話題が続くこととなった。8位の浅切削では50ミクロンでの文字切削をはじめとして、10・7・5ミクロンでの切削も体感。もはや指でも感じない浅さであるようだ。

中盤はわりとどうでもいいネタが多くてほんこんも投げやりになっていたが、1位はさすがに冒頭でもちょっと触れられた鏡面加工の話題で。一同実際にやってみることに。40分かけて研磨、15分かけてリューター仕上げを行ったその成果は、ふかわ以外はそれなりに見られるものだった。また、表面が平らかどうかを0.0001ミクロンまで測れる面粗度測定器で測ってみる。ふかわは0.406ミクロン、やくは0.377ミクロン、タモリは0.253ミクロン、井出は0.252ミクロンだった。収録の関係か、研磨時間が少なめということでこの結果だったが、井出が本気でやると0.037ミクロンくらいは出るようだ。


えらく男臭い雰囲気だけど、なんだかやたら面白かった。タモリが確認するために言ったことに「なるほど」と言ってしまう中途半端な専門家・島崎もいいし、これ以外のつぶしが利かなさそうな大竹もキャラは薄いが的確な発言でそれなりによかった。中でも「なるほど」をはじめとして「(芯出しするやくに対して)再就職の方ですか」「(一斉に研磨に取り組む一同を見て)文化教室みたい」等々、少しのツッコミ所も逃さないほんこんが見事。こういうふうにびしびし指摘していくのって大好き。ふかわも期待される役割をきっちり果たし(彼でなければ石塚あたりが呼ばれたことだろう)いい感じ。

番組では全然触れられてなかったけど、島崎はイエローモンキーの廣瀬洋一とバンド組んでた時期があるみたい。すげえじゃん!

空耳アワーの結果

安斎の個展が京都で開かれるらしいが、具体的な宣伝は何もなし。1本目と3本目は同じ投稿者から。

ミュージシャン 曲名 賞品
ブルヘリアアンティ・カストロ手ぬぐい
マイケル・ジャクソンダーティー・ダイアナ手ぬぐい
ブルヘリアアンティ・カストロTシャツ

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