04年7月9日 擬斗さんに学ぶ新ドツキコント!!
ゲスト:伊集院光(進行)、加藤ローサ、二家本辰己(指導)、FUJIWARA、中山圭大
若手芸人・FUJIWARA(関東ではそういう位置付けなのか…)が芸の幅を広げるべく伊集院に相談を持ちかけてきた。伸び悩む彼らに新しい芸風を足そう、ということで出てきたアイディアが擬斗を交えたドツキ漫才。今回は擬斗の第一人者である二家本から擬斗を学び、FUJIWARAをアクション芸人として生まれ変わらせる。

コントに入る前に原西が見せた軽いボケにも指導が加わるが、そこで二家本が見せた手本は何の変哲もないツッコミ。軽くはたいてあまり痛みを与えないツッコミから実際に殴ってマジ反応を見せるツッコミになっただけ…先行きに不安がよぎる。タモリは「これは、本当に痛いほうが面白いですね」と言っていてそれは実際そうなのかもしれないが、原西は早くもおびえた視線。

さて、コントに手を加える段。加藤の変なイントネーション(鹿児島訛りなのね)を導入に始まるは、ご存知「おかんと息子」シリーズの台所編。ポイントは出発する息子に「おかえりなさい」というところと、日の丸弁当のごはんと梅干が反対になっているところ。前者に対しては冷凍庫に頭をねじ込ませて扉を勢いよく閉めてツッコむというアクション、後者に対してはシンクに投げ上げてツッコむというアクションを指導された。さらに軽いボケに対しては急所攻撃する一幕も。狐につままれたような顔を見せるふたりだが、一同は「新しい」と大ウケ。

続いては同シリーズのリビング編。鉛筆を突き刺す(ように見せる)アクション、ちゃぶ台に頭をたたきつけそのままひっぱるアクションが指導された。冷凍庫のときもそうだったが、頭に打撃が加わるときは、客から見えない側の手で頭を保護するのがポイントらしい。やはり「面白いすか、これ」と半信半疑のふたりだが、一同はやはりウケていた。

三本目は寝室編。ようやく加藤の発音にFUJIWARAからのツッコミが入りつつスタート。突っ込んでくる原西にそのまま肘固めをタップが入るまでかけるアクション、飛び蹴りを入れるように見せつつベッドに飛び込むアクション、そして再び急所攻撃を追加。アクションを入れたあとの変な間が一同にとってはいいようだが、藤本はその間が我慢できないようで何度も小声でツッコミを入れていた。そして最後まで首を傾げ続けるふたり。

最後にちょうど階段のセットがある、ということで階段落ちを…となりかけたがFUJIWARAたっての希望でこれはなし。二家本の模範演技を見て終わった。


ていうか、FUJIWARAはもともとアクション芸人のイメージがあったのだけど(ペナルティじゃないほどにせよ)。違うのかなあ。擬斗を採り入れるというアイディアは悪くないんだろうけど、如何せん二家本に笑いのセンスがなさすぎる。天然としては十分面白いと思われるが、コントでそれをやられても…というのが正直な感想。会場はウケていたけれど、どちらかというと自分は引いていたほう。加藤の訛りはよかった。ものを読むと途端に訛るというのが、標準語使いこなせてない感が出てていい。自分の地元が青森なので、イントネーションも微妙にかぶってて懐かしい。

空耳アワーの結果

安斎、度付きサングラスを買ったその日に忘れてきたらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
D-12アメリカン・サイコ・II手ぬぐい
スティッフ・リトル・フィンガーズステイト・オブ・エマージェンシー手ぬぐい
SUM41マシンガン手ぬぐい

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