04年6月11日 アテネオリンピックに備えてギリシャ通になっておこう
ゲスト:やくみつる、安めぐみ、ガダルカナル・タカ(進行)、ヨルギオス・パホス、アナスタシア・ジョザワ、スピリドン・メンザス
今回の夏のオリンピックはギリシャで開催。そこで今回は、ギリシャ料理を食べながらギリシャ人からギリシャについて学ぼうという便乗企画。そもそもギリシャ語ではエラーダというらしいが、まあギリシャ。日本人に住んでいるギリシャ人はわずか120名らしいが、その中から3人も連れてきて(みんな日本語が達者!)いろいろと話を聞く。

さっそく今回の本題ともいえようか?アテネオリンピックについて聞いてみるが、「オリンピックに当たったギリシャ自体が驚いていると思う」「(完成が遅れている)屋根のことは気にしなくてもいい」「楽しく終わればそれでいい」と、歓迎はしているようだがやや微妙な反応。ただ、仕事が遅れていることについては「ギリシャ人はやるときはやる」などと、それを否定・非難するわけではないようだ。大まかな性格付けとしては、一般的なラテン民族のイメージでよさそう。そして何でも「ギリシャ発祥」と言う。

話をしながらギリシャ料理をいただいてゆく。たらことパンを和えるタラモサラダ、オリーブペースト、羊のチーズを鉄板で焼いたチーズサガナキ、牛ひき肉と茄子とじゃがいもの重ね焼き・ムサカ(ラザニアの原型?)、鱈のフライ・バカリャロ、牛肉ベースのスープに米のようなパスタが入ったユベチをいただいた。タカ曰く「アバウトな人たちが作っているわりには」味は概ね好評で、やくが以前南アフリカで食べたギリシャ料理をニセモノだったのでは?」と疑ってしまうほどのようだ。

料理を一通り食べたところで、ギリシャのお国柄、個性についてもう少し突っ込んでみる。ギリシャの人はいいことを大袈裟に言う傾向があるようで、メンザスが店を開くときも「日本初」とでかでかと載ったそうだ(実際は既に何店もあるのに)。また、食事時はテレビなどを見ずに家族でとるそうで、絆が強い模様。親戚一同が集まる宴会も年に何回もあるようだ。

軽くギリシャ語について勉強したあとは音楽について。イアニス・コトスラスの唄うオリンピックのオフィシャルソングはジョザワも「最高いいよー、わたし初めて聴きましたけど」と、一瞬あれ?と思ったけどまあ絶賛。また、誰が格付けしたか知らないけれどギリシャの歌姫ベスト5も紹介。エレフセーリア・アルヴァニタキ、エレーニ・ペータ、エリー・パスパラ、ハリス・アレクシウ、アンナ・ヴィッシが紹介された。

最後はこれもギリシャ発祥?のコーヒーフラッペをいただいて終了。ロケ地になったのはメンザスのギリシャ料理店なのだが、最後は電話が鳴ってるのに誰も出ないというヌルい終わり方だった。


今回はなんといってもスピローズオーナー、メンザス氏に尽きる、かな? 「文字化け」「お好みで」「おふくろの味」「明らかに」「出たい気持ちはやまやまなんですけど」とさらっと言える日本生まれのメンザス氏はいいです。もっと喋ってほしかった。音楽コーナーではジョザワが曲タイトルを邦訳していたのだが、まあ直訳してるんだろうから仕方ないんだろうが、「一回」とか間抜けな訳になっていたのがよかった。あと安が不必要に老け顔。というか疲れ顔? 嫌いじゃないだけにもったいなかった。もっとも、今回はタレントはあくまで数合わせのような印象があるし、素人ギリシャ人がみんな達者だからいいといえばいいんだけれど。にしてもギリシャ語はわからない。学生時代選択しておけばある程度読めたのに。もったいないことした。

空耳アワーの結果

安斎、個展の初日にまだ準備をしているらしい。序盤にモニターの映りが悪いというアクシデントが発生。

ミュージシャン 曲名 賞品
ジプシー・キングスマイ・ウェイ手ぬぐい
メタリカサム・カインド・オブ・モンスター手ぬぐい
ジョン・レノンスタンド・バイ・ミー手ぬぐい

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