04年2月27日 | お洒落ミセスに迫る! 第1回おふくろエレガンス大賞 | |||||||||
ゲスト:伊集院光(進行)、眞鍋かをり、矢沢心、アンタッチャブル、2丁拳銃、石塚義之(以上出演)、小堀滋美、石塚信子(以上声の出演) | ||||||||||
いくつになっても女性には綺麗であってほしいもの。実際、歳をとっても綺麗な人は本当に綺麗でかっこいい。そんなエレガントなマダムの頂点を決める催しが開かれることになった。今回は、マダムの中でもおふくろさんの魅力的なファッションに注目し、おしゃれな母を持つ人々(早い話が芸人だが)が母になりかわり自慢のファッションを自ら着て披露。ベストドレッサー賞を決定する。 「エレガンス」とは銘打っているものの、実際に審査の対象となるファッションは、巣鴨に多くいそうだったり、街の洋品店やブティックで扱われていそうだったり、という、そういうファッション。決しておしゃれに興味がないわけではないが、その方向が若い世代とちょっと違っているものだ。そんな今回の大賞にノミネートされたのがアンタッチャブル山崎の母、2丁拳銃小堀の母、そして石塚の母。 選考はいくつかの部門に分けて行う。まずは普段着部門。出てくるなり女性陣は大受け。小堀はミンクの毛(ニセモノ?)の肩口にあしらって、かつ肩パットが強烈に入った黒カーディガンにスパッツ、山崎は無地と豹柄のリバーシブルバッグや、一見地味に見えつつもところどころにフリルが見えるコーディネート、石塚は豹柄の中に豹柄を着る上、ブローチも豹という豹柄づくしで登場した。また、石塚の別バージョンは美川憲一を意識したセーターに「無敵艦隊」という意味不明ブランドのベスト。この中から、部門賞は小堀に決定し、京島で売られているバッグが贈られた。小堀は電話で実家に喜びの声を。どれを着たのか気にしていた様子で、おしゃれには気を遣っているようだ。 次は眞鍋ならパーカーにスウェット、矢沢はパジャマやジャージという寝間着部門。今回もまず目をひいたのが小堀。一見普通かと思いきや、足元にまたしても動物をあしらっており、不思議な感じになっていた。山崎は普通のパジャマだが生地やフリルのようなところで細かい演出が見える。石塚はパジャマになぜかベスト(しかも裏地は豹柄)というファッション。この部門は石塚が勝利。やはり電話で喜びの声を伝えた。 そして勝負服部門。どうしてもまず小堀から扱いたくなるインパクト。両の肩から狐が垂れ下がっている。しかもあとでわかるのだが、襟巻きではなく、はがれない! さらに中のシャツにも大きな縞馬。タモリも「こういうのがあることすら想定してなかったよね」と絶賛。ただ、他も負けてはいない。石塚はモダンな全身黒皮。クレオパトラのブローチとキティちゃんのブローチが共存する混沌世界だ。山崎はブラウスと上着のアンサンブルに晴雨兼用の傘。しかし勝利は当然のごとく小堀だった。 いよいよ大賞の発表だが、2部門を制した小堀、というまあ順当な結果。大賞賞品として浅草で売られている鞄が贈られた。最後も電話をかける。おしゃれのポイントは「人と同じものはあまり着たくない」ということのようだ。納得である。 今回はオカン連のファッションセンスに尽きる。常々思っていたが、どうしてああいう傾向に走りがちになるんだろうか? それがダメだとは思わないんだけど、行き着くところがあそこなのが不思議な感じがする。しかも今回登場の、いま50〜60代の世代特有の傾向のように思うのだが。自分の祖母(80歳前後)がああいう格好をしたところを見たことないし。一方で母(55歳くらい)はあそこまで行かないけれど、近いものがあるように思う。いったい何がきっかけでそういう傾向になるのだろう? それはともかく、芸人のオカンは面白いですね。とくに滋美さんいいわー。ああいうおばちゃん大好き。おともだちになりたいです。まあ、オカンとそのファッション以外とくに見るところはない。 空耳アワーの結果 普段着部門のあとに放送。最近本編開始10分後くらいが多いですね。安斎、よくTシャツを着ている関係で実家からTシャツが送られてくるらしい。しかし全然イケてない柄なんだとか。
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