04年1月16日 | 目指せアテネ五輪! テレビ朝日/ハウフルス 実業団卓球リーグに参戦 | |||||||||
ゲスト:勝田和宏(進行)、堀部圭亮、マギー、神山敦、服部慎一郎、高山幸信、遊澤亮、大森隆弘、長尾芳昭、末貞拓郎 | ||||||||||
ことしは夏のオリンピックの開催年。折しも数少ない代表枠をめぐって様々なスポーツで激しい争いが繰り広げられている。この流れに乗って、テレビ朝日とハウフルスもいまさらながらアテネを目指すべく、卓球チームを結成。ちょうど番組ADの神山が少年の部で全国7位に入賞するなど、ジュニアの頃は県レベルではトップクラスだったということなので、今回は彼のコーチのもと卓球でアテネをめざす。 神山をキャプテン兼エース兼コーチに据え、まずは部員となるタモリ・堀部・マギーの実力を神山とのラリーによりチェック。実力差によって序列が決まることになり、堀部に「(もしタモリより上になったら)タモリさんなんて呼びませんよ、変な綽名で呼びますよ」と宣言されたタモリは少々恐れていたが、結局みんなどんぐりでタモリ・堀部・マギーと至極順当な序列になった。 序列も決まったところで強化特訓を実施。スマッシュ、レシーブ、サーブの3つを鍛え上げる。スマッシュは卓球マシーンを使って100本打ち込み。最初はかすりもしない一同だが、徐々に様になってきて打ち返す率も高くなり、タモリなどは「俺さあ、アテネ行けっかも」とその気になった。レシーブは神山のノック?をメンバーが入れ替わりながら打つ。マギーや堀部が何とか当てている中で、タモリは回転をかけようとしているのか変なフォームになり、ラケットにかすりもしない。サーブは、バックスピンがかかるカットサーブを習う。みんな顔や迫力で回転をかけている感じだが、一応神山からは合格点が出た。 特訓が終わったので練習試合を行うべく遠征。相手は日本卓球リーグ優勝5回の名門、東京アート。03年も全日本選手権団体の部で優勝した強豪だ。相手を一瞥しただけで帰ろうとするタモリをなんとかひきとめ、部員の紹介、そして軽く手合わせ。実力的にはいちばん下と思われる末貞相手だが、全然歯が立たないマギー。堀部は「手、抜いてるでしょ?」と本気になるよう促すが、当然歯が立たず。 それで、練習試合は急遽企画を変更してハンデ戦に。東京アートは利き手でないほうでラケットを握って戦う。まずマギー対長尾の6点先取マッチ。ハンデ戦ではあるが自滅の連続で、1-6で敗戦。続いて堀部対大森の6点先取ハンデ戦。マギーよりはいい感じでラリーも続き善戦するが、ミスが響いて2-6で敗戦。さらにダブルスで、タモリ・神山対高山・服部の11点先取ダブルス。高山は利き手でないほうで、服部は利き手ながら未経験者というハンデ戦だ。序盤はミスの連続で大量リードを奪われるタモリらだが、神山が徐々に本領発揮。大人気ないスマッシュを連発して8-8のタイまで持ち込んだ。しかしその後立て続けにミスを犯し、結局9-11で敗戦。 最後にハンデつきのエース対決をすることになった。神山対遊澤の11点先取シングルス。利き手のハンデどころかポイントでもハンデをもらうことになり、8-0からスタート。急に次元が引き上げられた戦いは、遊澤が追い上げを見せながらも10-5と神山マッチポイント! 世界ランカーを破るか?と思いきや、一気に失点。ジュースに持ち込まれ、挙句負けてしまった。そして1球だけ、と世界ランカーのサーブを受けてみるタモリ。やはりハンデがありながらもレシーブに成功。いい気分になったところで終了。 今回は業界ヒエラルキーでいくと底辺になるであろうADである神山がタモリの上に立つというのがひとつの見所だったように思うが、神山に遠慮があったのか、いまいちそのあたりは目立たず、普通に卓球をする企画になっていた。個人的にはやや低調。しかし嫌がらずに(裏では嫌がっているかもしれないけど)トレーニングウェアに着替えて卓球をしっかりするタモリは立派だ…。あとはダブルスにおける神山の大人気なさがよかった。タモリ倶楽部に出る以上はかくありたいもの。 空耳アワーの結果 タモリ、温泉で千昌夫と卓球の本気対決をしたことがあるらしい。
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