03年8月1日 タモリ倶楽部 各種検定試験合格発表会!
ゲスト:石井正則(進行)、山田五郎、やく・みつる、パラダイス山元、安斎肇
検定試験の類は、実際に仕事等に直接役立つかどうかはともかくとして、目に見えるステータスとしてそれなりに人気がある。今回はそんな検定試験の中から一風変わったものを文化人が事前に受験、その合否を番組内で発表しようという企画。会話から察せらるに渡辺祐やみうらじゅんはこの仕事を断ったようで、今回出演の面々は人がいいらしい。

はじめに各人の得意分野についてちょっと触れるが、パラダイスは鉄道研究会に所属していたとはいえ活動内容はちょっと怪しいし、安斎は名門の出にもかかわらず「デッサンも(=デッサンすら)ダメ」と宣言するし、やくは地理が得意というわりにはものすごく狭い範囲でのことだし、少々雲行きは怪しげ。

今回実際に各人が受験したものも含めた各種検定も紹介。話しことば検定・日本漢字能力検定・音楽技能検定・時刻表検定・実用数学技能検定・日本理科学検定・歴史能力検定・旅行地理検定が紹介された。

検定の結果発表は、検定の問題を試しに解きながら行われる。ひとつめは山田・安斎が受けた音楽技能検定4級。結果は、山田が正答率79%で合格、安斎が53%で不合格だった。続いてやく・パラダイスの受けた国内旅行地理検定3級。正答率はやくが87%、パラダイスが58%で、やくが合格した。

以後2つは全員受験。まずは話しことば検定。正答率はやく81%、山田89%、安斎65%、パラダイス59%と先程までの傾向がはっきり表れた。ただし、合否については触れられずじまい。続いて時刻表検定。これはその場で1問解いただけで終わってしまった。最後にタモリも含む全員で、その場で歴史能力検定4級(中学生程度)を受験。

大ラスで歴史検定の順位発表。1位は88点(100点満点)の山田。以下やく(82点)、タモリ(66点)、パラダイス(62点)、安斎(56点)と続いた。なお合格ラインは60点とのことで、安斎のみが不合格、という結果に。


こういうの、結構好き。出演者にとっては恥をさらすようなものだが、見てる側としてはそういうのが楽しかったり。それぞれの検定時期と収録日が離れすぎたりしていて実際に受けてるのかしら?という部分はあるが、実際に受けてなくて過去問を解いただけでもそれはそれでいい。成績優秀者の教授とやく、落ちこぼれのパラダイスと安齋という見たまんまの構図が描かれていたのが滑稽でよかった。石井もすっかりそつない進行者になって…アリキリはどうなる?

空耳アワーの結果

出演者全員で鑑賞。

ミュージシャン 曲名 賞品
ピンク・フロイドウォッツ手ぬぐい
ポール・マッカートニーオール・シュック・アップTシャツ

戻る