03年3月14日 潜入!餃子パラダイス「萬餃苑」 究極の餃子を食べまくろう!!
ゲスト:光浦靖子、ガダルカナル・タカ、やくみつる、青木敦司(八重垣親方)、上谷哲也(鹿賀乃戸親方)、金本安民(朝日松親方)
二代目貴乃花の引退・朝青龍の横綱昇進と、大きな動きからスタートした今年の相撲界。実は紙相撲界でも一大事件が起こっていた。横綱鬼錦の引退である。今回は鬼錦の跡を継ぐのは誰なのか、揺れに揺れる紙相撲界をクローズアップする。

「紙相撲ダイジェスト」と題して実際の場所中の様子を何番か見た後、紙相撲の聖地・横濱国技館を巡礼する。紙相撲力士に合わせた大きさなのでもちろんミニチュアだが、その精巧さたるやたいしたもの。入り口ののぼりから中央の吊り天井、赤房・白房・青房・黒房、掲示板、テレビカメラまで見事に再現。行司・勝負審判・観客もしっかりいる。さらに屋根裏には現役力士や行司・引退した力士も整理されている始末。凝りすぎているせいか思わずタモリも「面白いですか?」と尋ねていた。

では実際にはどのようにして紙相撲が行われているのか。もともと力士は自立できないようにできていて、互いにもたれて四つを組んだ形で相撲をとるらしい。紙やすりでできた台を叩くのは八重垣親方の仕事で、ひとりで盛り上がってるさまに一同取り残される。協会の沿革もたどる。設立ちょうど50年だそうで、力士名鑑もきっちり作っているし機関紙も作成するという、ここでも存分に凝っている。やくは「くだらねえ」を連発。紙相撲力士のコメント・行動まで描かれていることからタモリも「幻聴の集団?」と訝しげだ。

一同は規定にかなう新弟子を募り、紙相撲に参加することに。無言の作業を経てようやく生まれた新弟子は、しかし、八重垣部屋の最下級力士にもことごとく惨敗。再度募集をかけることに。タカ部屋・玉出海、タモリ部屋・活断層、光浦部屋・無志、やく部屋・土手翠が生まれた。以上の四力士でトーナメントにて優勝を争う。呼び出しの朝日松親方、行司の鹿賀乃戸親方に加え、タモリの場内アナウンスも雰囲気満点で会場は大いに盛り上がる。

まずは玉出海と土手翠の対戦。上手投げで玉出海が勝利した。タカは我を忘れんばかりの喜びよう。続いての活断層と無志の対戦は無志の寄り切り。この時点でタモリはやる気を完全になくし、決勝戦の場内アナウンスはかなりいいかげんになった。さて決勝戦は熱戦の末、寄り切りで無志の勝利。

最後に花相撲として、無志が現役最強の横綱・虎の富士に挑戦。いい勝負を見せ、見事にはたき込みで大金星かと思いきや、審判から物言い。先に手つきがあったそうで、金星ならず。八重垣も胸をなでおろしたか。


今回はなんといっても紙相撲の本格的さに尽きるであろう。しれっと失礼な発言、脳内妄想もあったにせよ、協会の方々(というか八重垣親方)がいかに紙相撲を愛しているかは伝わってきた。ああいうミニチュア相撲はやっぱりやったことある(小さなゴム人形だったが)し、あそこまで凝るのはどうかとも思うけれどなんとなく親近感がわく。試合に負けると一気にモチベーションが下がるタモリの傾向も変わらず一安心。ずっと一歩引いた感じで見ていたのに、なんだかんだで場所がスタートするとみんな真剣に応援してるのがちょっと滑稽でよかった。

空耳アワーの結果

安齋、高校生の頃に紙相撲をやっていたらしい。ある日友人にそのことをぽろっと言ったら、相手もやっていたらしい。1本目は武双山からの投稿。いいタイミング。

ミュージシャン 曲名 賞品
ラス・ケチャップアセレヘ(スパニッシュ・バージョン)手ぬぐい
プリンスファミリー・ネームジャンパー

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