03年3月7日 2003年最強の男! ムルアカ氏の格闘技界世界デビューを後押ししよう!!
ゲスト:浅草キッド、ジョン・ムウェテ・ムルアカ、山本小鉄、有吉弘行、スマイリーキクチ、鈴木拓
先日ミルコ・クロコップに惨敗したとはいえ、いまだ実力・人気ともに格闘技界ではトップクラスのボブ・サップ。彼に対抗できる素材はなかなかいないのでは、と言われる中、ボブサップは大したことないと大口を叩く人間が現れた。あのムルアカである。実際は昔やっていた空手を最近再開した程度らしいが、そんな彼を番組は無理矢理プロデュースしていくことに。山本をコーチ役に、有吉・スマイリー・鈴木をスパーリングパートナーにして進めてゆく。

プロフィールによればジャーナリストからスタートしており、工学博士も取得しているとのこと。日本で一躍有名になった例の話には触れられなかった。なぜか好きな食べ物も聞いており、それによれば亀・ワニ・バナナ・鹿が好きなんだとか。鹿を生きたままで仕留める話で盛り上がった。とりあえずスマイリーとスパーリング。身体の大きさで圧倒するムルアカは終始スパーリングを支配。スマイリーに「御輿が落ちてきた」と言わしめた。それでも彼は1割も力を出さなかったという。

次のスパーリングの前に、キャッチフレーズを選定。タモリが最初にシャレで「キングコンゴ」と出したせいで脱線しかけたが、「動くキリマンジャロ」に決定。スパーリング第2戦は鈴木と打撃なしの勝負だったが、しれっと打撃を入れるムルアカ。ルール無用のケンカ殺法に鈴木もたじたじだ。

なぜかセックストークを交えつつ、入場曲も選定。TOTO「アフリカ」やマイアミ・サウンド・マシーン「コンガ」を候補曲とするが好反応は得られず。しかし、好反応が得られない中で強引にBANA KIN「BANA KIN SHOW」を入場曲にした。ついでに入場シーンの練習もした。そしてスパーリング最終戦。有吉とはやはり打撃なしの柔道での勝負だったがいきなり反則を使うムルアカ。有吉が巴投げで一本かと思われたがそのまま続行で、結局ムルアカのチョークにより有吉はギブアップ。スパーリングはムルアカの全勝に終わった。

さらには山本が必殺技を伝授。アキレス腱固めや鎖骨クローを教えるが、自分のペースで技をかけるムルアカにはどうもなじまない様子。しかし、シャレも織り込んだ「ムネオクロー」は必殺技として使うことになったよう。また、自分の生活そのままに、「鹿殺し」も必殺技に算入。以上をまとめてプロモーションビデオを作成した。…本当に格闘界にデビューするのだろうか?

最後は指相撲界ナンバーワンの博士とムルアカの指相撲勝負となったが、これはよくわからないままノールール。


とくにどうということもない回。ムルアカがまるで暖簾に腕押しで、浅草キッドが必死に盛り上げようとしてもちっとも歯ごたえがない。彼にトークを求めるのは無理ということか? 肝心の格闘技の腕のほうも、実力差がありすぎるせいでちょっとたるいものになっていたため、あまりいいところなし。タモリすら若干扱いに困っていた感じだし、お笑いとしては成立していなかったように思われる。たまにはこんな回もあるということで。

空耳アワーの結果

1本目は「評価外」ということだったが、それでも手ぬぐい。

ミュージシャン 曲名 賞品
アース・ウインド&ファイアー宇宙のファンタジー手ぬぐい
レイ・チャールズ愛さずにはいられないTシャツ

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