03年1月17日 | 80sカフェバー「胸キュン。」 本日オープン | |||||||||
ゲスト:神戸みゆき、矢沢心、浅草キッド(博士が進行)、泉麻人(店長・解説) | ||||||||||
ニューウェーブ復権なんかもその一環なのかもしれないが、最近80年代ブームらしい。そんな折、80年代を思い出させてくれるカフェバー・胸キュンがオープンした。今回はここ胸キュンにて、タモリ・神戸チーム、玉袋・矢沢チームに分かれて当時の風俗に関するクイズを行う。クイズの回答権は、ルービックキューブを掲げるというまるで意味のないが、番組らしいやりかたで得られる。 玉袋はキレカジ系、博士はDCブランド系、神戸はオリーブ系、矢沢はお嬢様系、泉は黒服とそれぞれ当時の象徴的ファッションに身を包み(タモリだけ普通の格好)クイズに臨む。また、当時流行ったスライム、エリマキトカゲ、ハイレグも見つつ、いざ本題へ。 問題は「ブルーハワイ・マイタイ・ピニャカラーダとともに流行したトロピカルカクテルは?」(玉袋チーム正解)、「マハラジャが流行らせたディスコ文化は黒服・お立ち台・ドレスコード、他には?」(タモリチーム)、「83年に物真似が大流行したスターは?」(玉袋のプレゼントによりタモリチーム)、「入れ替え制が導入されたセーラーズ、店にいられる時間は?」(タモリチーム)、「キャバクラ・マントル・ノーパン喫茶・ファッションヘルスを誕生した順に並べよ」(タモリがゴネて両チーム正解)といったものが出された。 もっともクイズよりも今回は当時を振り返ることに焦点が当てられていた感もあり、玉袋・タモリを中心とした回顧トークが盛り上がった。玉袋がディスコに一張羅をまとって突撃するもスニーカーがダメで入れなかった思い出話、タモリがRUN DMCに誘われた逸話、セーラーズブームの頃にサクラの行列が生まれたという話など様々に花咲いた。風俗絡みでは当時を知らない神戸を騙したり。また、「浅草キッド 俺達の80'sグッズ」と題して、ふたりが当時のグッズを紹介するコーナーも。博士はタモリのフィギュアを、玉袋はジャッキーチェンの映画やプロレスのパンフを紹介した。 いちおうクイズの表彰も行い、タモリ・神戸チームが3対1(あれー? ゴネ得のポイントを除けばそうなるけど)で優勝。賞品はセーラーズのトレーナー。 80年代は小学校を出るか出ないかで興味のない時代だが、出演者自体は強力なので面白かった。とくに浅草キッド・泉の登場シーンの素晴らしいこと! 泉なんて淡々と階段を下りてきただけなのになんでそんなおもしろいのか。女性陣も手慣れたふたりで、現時点で最強に近い布陣。ただいいとも出演もあってタモリに慣れすぎたのか、矢沢がタモリに暴行を加えたのが衝撃的。タモリもまんざらではなさそうだったのでお気に入りではあるんだろうが、やっぱり見ている側としては「そんなことしていいのかよ!」と。ぐだぐだなクイズパートも味といえば味。ひとつのひな形のような回だったが、密度は濃い。前回太くなったエンドロールのテロップは、また元に戻った。 空耳アワーの結果 安齋、仕事ばかりだった80年代の中で唯一はまっていたプリンスについて熱弁。落ち着いた最近にがっかりしている模様。
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