02年11月1日 | 大正時代の身の上相談室 | |||||||||
ゲスト:真鍋かをり、勝田和宏(進行)、中島らも | ||||||||||
人間悩みごとはつきもの。タモリにとってはこれからの季節、収録時にどんどん寒くなるのが悩みであるし、真鍋にとっては周囲がどんどん就職を決める中、自分はこのままでいいのかというのが悩ましいらしい(ポーズだけのようにも思えるけど)。しかし勝田に言わせれば、こんな悩みは小さいものらしい。大正時代の人々はもっと大きな悩みを抱えていたというのだ。今回は大正時代の新聞投稿欄に掲載された悩みを見て、出演者がそれに対する回答を考える。 基本的な流れとしては、お悩み→タモリ・真鍋の解決策→らもの解決策→新聞紙上での実際の回答、といった感じ。新聞紙上の回答は担当記者が行っている。出てきた悩みは「理髪店で耳を切られるのが怖い」、「夕刊売りの少女の声の解釈に自信がない」、「異性に対する欲望を振り払いたい」、「ケツがでかい」、「声楽家になりたい」。かなりどうでもいい内容も含んでいるが、らも以外は熱心に考えている。 タモリや真鍋の回答は言ってしまえばありきたり・無難なものだが、らもは流石の回答。スタッフ含め爆笑の連続。後半はタモリも巻き込んで下ネタのオンパレードで真鍋はひとり取り残されるばかり。記者回答は、新聞という場である関係か要領を得ないものが多かった。 最後は真鍋がOPで語った悩みをらもに聞いてもらうが、これも見事なきわどい回答。タモリに「尊敬します」と言わしめた。 どこかで見たことあるなぁ…と思ってたら、ほとんど同じタイトルの本が出ていたっけ。その焼き直し? そんなことも考えられるので企画としては誉められたものではないが、らもが出てるのが非常に大きい。だってらもだよ! 画面に映り込んだ瞬間に大笑いさ。名古屋なんかに住んでいてはなかなか聞けない本物のらもの喋りに一安心さ。とくにここ2年ほどはキッチュの物真似でしか聞いていなかっただけに、やはり本物は違う、ということを実感。そしてその発想の奇抜さには感嘆。で、結局はらもの独壇場ですよ。真鍋嬢は戸惑いの表情を見せることしかできないわけですよ。もっとらもを出してくれー。 空耳アワーの結果 タモリ、後方パネルの落下に気を取られて1本目を見逃す。
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