02年6月28日 胸キュンのアイドルビデオをプロデュースしよう!
ゲスト:石田靖(進行)、北陽、坂本ちゃん、伊藤絵里香、神戸みゆき、藤本綾、北川昌弘(解説)
北陽をグラビアアイドルとして売り出すために、石田が彼女らのイメージビデオを撮ることになった。しかしタモリをはじめ、誰もイメージビデオのイロハを知らない。そこで今回は、既にイメージビデオを出しているアイドルを招いて話を聞いたり作品を鑑賞して作成のノウハウを学ぶ。

はじめに北陽のふたりの特徴として過去のスポーツ経験の話題が出てきた。虻川はソフトボール(実業団にも誘われたほど)、伊藤は砲丸投げとどちらも異色といえば異色の経歴だが、あまりポイントにはならなさそう。それどころか、せっかく水着で登場してきたのにここでローブを無理やり着せられることに。逆効果?

さて、グラビアアイドルたちのビデオを見ると、案外と定番のパターンが多い。フリップにまで挙げられたように、海辺を歩いたり、何度もジャンプしたり、ベッドでごろごろしたり、しゃがんで胸を寄せたり(それを上から撮ったり)、水をぱしゃぱしゃしたり。伊藤絵のものには自宅を公開するという画期的な場面、神戸には特技を披露する場面(特技にしてはややお粗末?)、藤本にはバストを強調する場面、とそれぞれ見せ場はあったがタモリにとってはあまり琴線に触れなかった模様。

ビデオを見て研究したうえで、ポージングの練習。脚を大胆に見せたり、上から降ってくる羽根をかき集めたりして無邪気さをアピールしたり。グラビアアイドルの実践的指導もあって、それなりのものができそうになってきた。

以上を踏まえて企画会議、撮影。完成した作品はソフトフォーカスにして彼女らの売りを最大限に活かし、クローズアップした一品。ただ、クローズアップが過ぎて顔は全く映らないというわかりやすいオチになった。


素材が素材なので、アイドルビデオのようなクオリティを期待しても駄目なのだが、オチも含めてそれなりにいいものができたように思う。過程はあまり面白くなかったけど。それにしても神戸みゆきは場慣れしすぎだ。坂本ちゃんに指摘されるまでだらっと脚を開いていることにも気付かず、ぴーちくよく喋る。もうこれが彼女のキャラクターなのだろうと思ってるし、番組としてもそういう役回りを期待しているのだろうからいいけど。彼女のユルいビデオをタモリが「麻薬撲滅のキャンペーンに使えるかも」と評したのは慧眼で、巧い例えだった。また、本筋と関係ないマニアビデオの話でたいへんに盛り上がったのが今回の低調さを窺わせた。ただ、一部には超がつくくらいの有名人、北川をひっぱりだすことができたのはそれはそれで意義があるように思われる。まさかこの番組に出るとは思わなかった。

空耳アワーの結果

タモリ、オープニングで噛んだ。1本目に林家ペーが出演。

ミュージシャン 曲名 賞品
チープトリックヒーズ・ア・ホア手ぬぐい
クイーンフラッシュ・ゴードンのテーマ手ぬぐい

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