02年6月7日 タモリの青汁嫌いを克服! うまい青汁プレゼンテーション
ゲスト:梶原真弓、中村俊介、乾貴美子(進行)、赤堀博美(解説)、吉岡典子、浅山匡、村上大介、高木和幸、鈴木睦敏、村井美佐子、吉田知史、内藤和代
サッカーワールドカップの盛り上がりで日によっては街は青一色。これに伴い、空前の青ブームが到来しているらしい。といっても、青は青でも青汁ブーム。…そうか? 八名信夫のキューサイ青汁のCMも、木佐彩子の名を一躍知らしめた(と信じてる)「笑っていいとも!」の青汁罰ゲームもだいぶ昔のことだが…。ともかくも、タモリが青汁を嫌いなことは揺るぎようのない事実であるようで、今回はそれを克服してもらうべく青汁を製造している各社の担当がプレゼンを行う。

集った会社はファンケル、サプリアン、ケンコーマヨネーズ、リバテープ製薬、グリーンフィールズ、カゴメ、グラッチェ。一部会社は自社青汁を使った料理(プディング、シフォンケーキ、ソフトクリーム等。全社紹介したようだが、オンエアされた料理は一部だった)も紹介。青汁といえばケールである一方でケールだけじゃないというのは周知の通りだが、実際にケールを使っていない商品もあることが明らかになった。

プレゼンが上手い人、下手な人がいるのは学会発表等でも見られることだが、今回もやはりそのようになった。ただし、商品がプレゼン対象である以上はプレゼンの上手さ云々よりは商品の味が大きな問題であったようで、テイスティングがメインでプレゼンは実質二の次。タモリや中村のようなどちらかといえば青汁回避型にも反応がよかったのは数社の青汁とグラッチェの青汁を使ったソフトクリーム以外の料理。

意外と飲めるものが多いようで、それを受けてなんとか「美味しい」と言わせたいのか、幾度となく「美味しいですか?」とタモリに聞く乾。しかしタモリは「旨くはない」の一点張りで、最後まで旨いとは発言しなかった。飲みやすいことと美味しいことが殊青汁に関しては両立するわけではないということが浮き彫りになった。ただ、青汁の多様さはタモリも認識を新たにしたところであり、青汁にチャレンジしようという人は参考にすればよいかも。


プレゼン大賞を決めたわけではないので中途半端なしっくりしない終わり方になってしまったが、終わり方だけでなく中身もなんだか中途半端。中村俊介という番組に似合わぬキャラが登場したが、夏のドラマ「ツーハンマン」の役作りのため、というか参考にすべく送り込まれたと見た。更に言うなら、彼の参考にすることが前提でできた企画と見た。そして、あまり参考にはならなかったと見た。こういうこともあるのね。そういう意味では面白いかもしれない。プレゼンの上手下手に関係なく(上手かったのはファンケルとカゴメ)一番の盛り上がりを見せたのがトリを飾ったグラッチェ内藤。旨いことを強調しておきながら飲む段になると「あまり味わわないで」「口の中に回さないで」「舌の先じゃなくて喉の近くに持っていって」と思い切り矛盾した発言を連発。おっとりした雰囲気も相俟って笑いを呼んだ。相槌上手の女性陣は、将来中野安子のポジションも狙えると見た。乾は実際そうなるものと思ってるけど! ちなみに各社の青汁と出演者の反応一覧はこちら

空耳アワーの結果

安齋、サッカーウェールズ代表のライアン・ギグス(Manchester U.)のファンらしい。また、いとうせいこうはワールドカップを見るためにスケジュールを調整しているとか。

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