02年5月24日 タモリ相談役シリーズ第7弾 健作の一人暮らしがしたい(下北沢近辺)
ゲスト:岸田健作、加藤明日美、杉浦寛次、山田栄二郎、阿久津美智子
岸田が初めての一人暮らしを目指して物件探しをすることになった。家賃の目標は下北沢周辺で8〜9万円という、芸能人にしてはつつましいながらも非常に厳しいもので、「20万円の物件なんてあるんですか!?」と、あまり相場なども見ていない様子。今回はそんな岸田の希望に沿った物件を紹介してゆく業界相談役シリーズ。

1件目は代田にある、民家の2階を借りる部屋。1DK、占有面積約10坪という十分すぎるスペース。収納も広い。築13年ながら、内装は改装済みなので十分。強いて言うなら、洗濯物が来客に丸見えであること、下北沢駅徒歩12分であることがややマイナス。これで12万円と、設備を考えるといい値段だが、岸田は「は? 高すぎですよ」と歯牙にもかけなかった。

2件目は世田谷代田駅が窓から見える築1年未満、実質新築の物件。ホームの人と会話ができてしまう距離は多少難ありかもしれないが、セパレートで、収納型ロフトがついた約6坪のワンルームは、東京としてはおそらく悪くない。これが8万5千円で、加藤にも好感触の物件だがちょっと狭いことを理由に岸田はまたしても見送り。

ようやく相場が徐々にわかってきて、上限を9万円台にまでして臨んだ3件目は、代々木上原徒歩4分の新築物件。玄関を開けるといきなり2階への階段となるつくりで、階段途中に靴箱がある。収納は天井まで広がっていて、セパレート。なぜか浴室には自動お湯はり装置がついている。約8坪で10万円ということでタモリや加藤もけしかけるしかなり悩んだ岸田だが、結局見送ってしまう。とうとう番組内では契約に至らず、タモリ敗戦。通算成績は2勝4敗1分け。


物件は好きなので楽しんで見た。東京の相場がなんとなくわかったという点でも意義がある。個人的には中野−荻窪ラインがよいなあと思うが、今回出てきたところよりは若干安そうで、手頃そう(家賃補助を受けさえすれば)。岸田に関しては、ゆずれないポイントが多すぎたのが敗因か。1件目はセパレートであれば完璧な物件。ただ、ひとりで使うにはちょっと広すぎ? 2件目は角部屋だしモノは悪くないが、築1年未満で空いているというのがひっかかる。3件目はこじゃれすぎか。給与水準次第だが、芸能人なら1件目で決めてよかったと思う。林家パー子よろしく甲高い声で笑うだけの加藤がわりとよかった。ただし、笑うポイントは少なく、タモリが死体を収納できることをひたすらアピールしていたことくらい。

空耳アワーの結果

安齋の個展「4peace−サッカーとケータイと鼻唄と私−」が6月28日〜7月21日、原宿のLAPNET SHIP(ラフォーレ隣)で開かれるらしい。入場無料。

ミュージシャン 曲名 賞品
プリンスレインボウチルドレン手ぬぐい
スリップノット(シック)Tシャツ

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