02年5月10日 都内難所パーキング攻略法
ゲスト:品川庄司、松尾貴史、平田道(解説)、岡崎郁、矢沢心
現代日本は相変わらずの車社会だが、もともとの土地の少なさも相俟って狭い・停めにくい駐車場は実に多い。人の多い東京ではなおさらである。そんな中、車を飛ばす走り屋に対して素早く車を停める停め屋なるカテゴリが登場。今回は停め屋を目指して都内の難関駐車場を例にして駐車のコツを学ぶ。のちに、チームに分かれて実際に難所への駐車にもチャレンジする。

出てくる駐車場は中野区、大田区梅屋敷、吉祥寺、千代田区三崎町。いずれも、実際に駐車するケースを撮ったものを見てその危なさを疑似体験。見ていて冷や冷やする難所ばかりである。おそらく難所でなくても通用する技なのだろうが、入ってくる時にまず状況を確認すること、できるだけ突っ込んでおいてからバックなり切り返しを行うことあたりがポイントらしい。

このうち三崎町の駐車場に実際にアタック。品庄チーム(品川運転)、岡崎・矢沢チーム(岡崎運転)、タモリ・キッチュチーム(キッチュ運転)でのタイムトライアルである。制限時間5分、ぶつかったら失格のルールに最初に挑むのは品庄。はじめの突っ込みが足りなかったせいか切り返し地獄にはまってしまい、残りわずかになったところでポールに当ててしまい失格。次の岡崎・矢沢はバックで入ってきて角度も良く、58秒の好記録。これに対してタモリ・キッチュは頭から入るもぎりぎりの突っ込みが功を奏し、素早い切り返しの繰り返しで見事に入れ込むが、わずかに及ばず1分1秒。結果、優勝した岡崎・矢沢チームには東京駐車場マップが贈られた。

最後に平田が模範演技ということで58秒の記録に挑戦、ということに。しかし突っ込みすぎてぶつけてしまい、模範演技は中止。


企画としては変に実用的で番組らしからぬ内容だが、小ネタが随所にめぐらされてわりと良かった。タモリも品庄を「もやしにうに」と呼んだり、ミニカーを使って「俺ならこうする」とありえないスタントを披露したり、タイムトライアル中バックする車にぶつかったふりをして品庄を焦らせたりといい動きをしていた。ほか、無駄に穴開きグローブをはめていたり、わざと「入れにくいところに入れる」「狭いほうが入れがいがある」と淫靡な表現を使ったりして、悪くない。何よりこの番組にしては珍しくオチまでついているのだ。なかなかこういうことってないんじゃないかしら。

空耳アワーの結果

安齋、3ヶ月放っておいたビデオの仕事の尺を埋めるために裸踊りを要求されたらしい。それを断ったら、そのディレクターとは絶交になってしまったとか。

ミュージシャン 曲名 賞品
アース・ウィンド&ファイアーレッツ・グルーヴ手ぬぐい
ビリー・アイドル反逆のアイドル手ぬぐい

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