02年3月15日 | 合コンで盛り上がる!? ムービースター名ゼリフゲーム | ||||||||||||
ゲスト:石田靖(進行)、水野晴郎、MEGUMI、小野愛、清原久美子(進行)、Rマニア | |||||||||||||
カラオケボックスといえば合コン(そうか?)。そして、合コンといえばゲームである。今回は胡散臭い顔触れが揃った合コンにタモリが潜入、世代を超えて楽しめるゲームを番組で提案する。それが、ムービースター名ゼリフゲームである。 聞いただけではよくわからないゲームだが、ルールはせんだみつお(現・千田光雄)ゲーム等、連綿と受け継がれるゲームのもの。最初の人が誰かを指差してファーストネームを言い、指された人は更に誰かを指差してセカンドネームを言い、ここで指された人の両隣の人が映画の名台詞を物真似風で言う。第1回戦の流れで言うと、「シルベスター!」「スタローン!」「エイドリアーン!」である。これでつかえたり言うべき人が言わなかったりしたらアウト。 第1回戦は先述の通り「ロッキー」からの台詞。水野の解説も入ったり、彼の段取りを無視した展開に悩まされたりしながらもゲームは進行。MEGUMIがアウトで、罰ゲームのドリアン羊羹を食べた。席替えをした2回戦は「燃えよドラゴン」から「ブルース!」「リー!」「アチョー!」。はじめは順調かと思いきや、振りが面白い水野に台詞を言わせたい石田が若手を呼び出して作戦会議。水野が「アチョー!」と言い続けるも、今度は席の都合上タモリも一緒に言い続ける羽目に(水野は何も分かってない風で言い続けていたが)。その後再度の作戦会議を経て小野がアウトになった。彼女への罰ゲームはベジマイト。 せっかく水野もいることなので女性を口説くときの映画の名台詞も学ぶ。しかし「カサブランカ」の「君の瞳に乾杯」や「ある愛の詩」の「愛とは決して後悔しないこと」など有名すぎる台詞ばかりではあった。むしろ石田が披露した実体験のほうがよかったかも。最後は期待の「シベリア超特急3」から三田佳子の台詞を…となりかけるが、長すぎるので却下。 水野晴郎が強烈な天然なのでそれが面白かったが、他はどうということなし。彼はシベ超3のトレーナーを着てきてくれたしシベ超3のクライマックスの台詞を惜しげもなく披露してくれるし反応が鈍いしで最高です。画面に最初に映っただけで笑えるなんてそんなにいないです。あと、石田とMEGUMIの一触即発コンビは良かったかも。関西ローカル番組で共演するようだが、それもあってか石田のツッコミが鋭かった。ついでに新宿・パセオがロケ地になったのは何回目かだが、カラオケ関係で広いパーティールームがあるのがここくらいしかないんだろうなあ。そういえば今回はカラオケボックスでやる必然性が結果的にはなかった(イントロでちらっと触れられたくらい)が、それっていいのかしら。ともかく、ゲーム自体はたぶん流行らない(というか誰もやらない)と思います。 空耳アワーの結果 トークが長尺だった。安齋にとって、デジタル化の波は逆風らしい。また、VTRに出てきた昭和62年が賞味期限というなめ茸を見て「まだ食えそうですけどね」と発言し、時間に対する感覚の甘さを露呈した。
|