02年3月8日 | 「泣けるいい話」の達人になって女にモテよう!! | |||||||||
ゲスト:品川庄司、梶原しげる(進行)、角田信朗、河相我聞、八嶋智人、三田あいり、羽田実加 | ||||||||||
今は泣かせる話・いい話を持っている男が女の子にモテる時代らしい。なんでも、いい話に感動させているうちにいい話をしている本人に感動させるようになり、結果としてモテるらしい。ヌケる話にはなんだか眉唾だが、今回はそうした泣ける話を梶原ら「いい話の達人」にしてもらって誰の話が一番いいか、すなわち「感動王」は誰かを決定する。いい話は三田と羽田が控えている別室にて達人ひとりひとりにしてもらい、タモリ・品庄や順番待ちの達人はそれをモニターで観察。彼女らに感動の涙を流させると合格である。 最初に挑むのは梶原。母と離れ離れになった少年の話をした。徐々に感情が入ってきて自らは涙を流すものの、女性陣には「ふ〜ん」で済まされてしまい不本意な結果に。品川には「お笑いで言ったらだだすべり」と酷評される始末。続いて八嶋が挑戦。「お笑い番組としては成り立たないかも」と豪語して淡々と祖母と犬の話を語り始める。いい感じで三田を涙ぐませるが、番組へのサービス精神が出たのか、最後の一言でミソをつけて失敗。我聞の話は亡くなった父親のこと。羽田は「今までで一番良かった」というしギャラリーにも受けがよい話だった。 最後に角田がアンディ・フグの話で臨む。オンエア上では他の3人に比べてたっぷり時間を充てられた彼の話は中盤あたりから女性陣を泣かせっぱなしで、感動王選定においても圧勝。涙を拭くゴールデンハンカチをかたどったトロフィーを手にした。しかも最後は「他にもいい話があるので場所を変えて…」と三田と羽田をお持ち帰り(?)。落胆する一同だが、代わりにタモリがヌケる話をしてくれるということで復活。 泣けるいい話というのはどうしても物故者を用いることが多くなってしまうが、それはやっぱり反則なんじゃなかろうかという気がする。そうすると、評価できるのは梶原くらいになってしまう。しかし、八嶋が実際には生きている祖母を話の中で亡くなったことにしてしまったように、泣ける話にするには物故者というのは便利(といっては亡くなった方に失礼だが)なのかもしれない。ここしばらく多い怪談話の反動でこういった企画が立ち上がったのかもしれないし梶原が「春の感動王」なんて言って今後に含みを持たせていたが、果たしてどうか?とは思った。こういう企画になってしまうと笑いが皆無になってしまうし…。 空耳アワーの結果 ものすごく久しぶりにジャンパーが。しかも過去に一度ジャンパーを出した名曲で! タモリも安齋も触れてなかったけど、これはすごいことなんじゃないかしら。
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