01年11月16日 24人の阿藤海
ゲスト:130R、阿藤海、山寺宏一(進行)、松岡寛雄
24人のクリエイターが時間・予算の制約の中、自らの視点で加藤あいを表現するという深夜番組「24人の加藤あい」。その試写が開かれるという会場に来てみれば、上映されるのはスタッフが勘違いして作った「24人の阿藤海」だった。今回は仕方なしにこの「24人の阿藤海」を見る。阿藤の知られざる側面に迫る30秒×24本の映像作品が目白押しなのである。

まずは松岡の撮影した「名前」編。一同唖然、どこが見どころなのかわからない作品に仕上がっていた。これに関連して、このたび阿藤が改名するという話題になり、出演者から「阿藤他」「阿藤ランタ」「阿藤驚為五郎」などさまざまな名が提案された。結局阿藤が自分で考えることになったが。

続いて「最後の晩餐」「身長」「ファッション」「競馬」「好きな言葉」「大好物」と続くが、「こんなもん教習所のビデオのほうがおもろいで」と蔵野に言われてしまうほどの作品が並んだ。「競馬」では勝率6割を誇る独自の馬名数値化理論を披露していたが、番組中で投票した馬券は見事に外れてしまった。

さて、阿藤の新しい名前は「快」に。この改名話、本当らしいが調べた限りではあやふや。そして次回は「マイブーム」「テレビ」「木登り」などなど、残る17本を一挙公開、と。ただししっかりと「次週の内容は変更される場合もあります」とスーパーが入り、次回は違う内容であることをうかがわせた。


今回はTV Bros.連載の堀雅人「テレビなんて全部嘘」のいつぞやの回のパクリという手抜き企画。スペシャルでうどんつゆの話をやったときは実験サイト「ただいま実験中!」がネタ元だとは知らなかったので普通に見られたが、今回はちょっと釈然としない。TV Bros.のような、購読者層と番組の視聴者層が思いっきりかぶるようなところからパクってきちゃいかんだろう。せめてスタッフロールに堀氏の名前を入れるとかしてほしかった。彼がよければいいんだけど。また、本家を見たことがない(東京ローカル?)のでどこまで本家に近付いているのかもわからない。トーク中のスーパーもそれっぽいがわからない。

ネタの出所を知っているだけに企画としては最低クラスの印象を拭えないが、人はそれなりによかった。蔵野の厳しいツッコミや、作品を見た後に流れる一瞬の沈黙あたりが良し。この時はカメラが下からなめているのでアングル的にも良いのだ。

空耳アワーの結果

久しぶりのネタ3本。3本目はジャンパーまであと一歩だった。

ミュージシャン 曲名 賞品
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トレインドロップス・オブ・ジュピター手ぬぐい
アット・ザ・ドライヴインスリープウォーク・カプセルTシャツ

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