01年11月2日 東京秘密謎謎倶楽部
ゲスト:山口智充、神戸みゆき、ベッキー、ガダルカナル・タカ、杉嶋賜(ディーラー)
いつの時代も子供たちの間ではなぞなぞがブーム(またブームものかよ!)。今回はこのなぞなぞを大人向けにアレンジしたゲームで遊ぶ。出演者皆正装に身を包んで意欲満々である。タモリはどうだかわからないけど。ルールはわりと複雑。こちらを参照のこと。チップ代わりのカニ缶は各人10個からスタート。

親はタカからで、最初の問題は「インコ・猫・金魚がそれぞれ死にかけていたがただ一匹だけ助けることができた。助けることができたのはどれ?」(金魚:すくうから)。山口もベッキーも不正解で順調かと思いきや、続けて指名したタモリがあっさりと正解。以下、神戸の「いまはなんじかな? 時計を見ないで答えてね」(2時:「いま」は2文字)、タモリの「少女が一人で5階からエレベーターに乗りました。上に行ったか、下に降りたか」(上がる:A GIRL)、ベッキーの「どんなに空模様が悪くなっても帰る時には絶対に降らないものってなに」(雪:行き)、山口の「立っている時は見えているのに逆立ちすると見えなくなるものなあに」(手のひら)と、各人の顔色を窺いながらの駆け引きが展開された。毎回山口が最初に指名される暗黙の了解ができあがり、そのうえ彼は答えられないということもあったり。

親が一周した中盤戦からはカニ缶のベットも自由に設定できるように。オンエアされた問題はタモリの「かけたりわったりできるけど足したり引いたりできないものは何だ」()だけだったが、白熱した戦いが繰り広げられたものと思われる。最終問題を前にしたカニ缶数は神戸の20を筆頭に、タモリ13、ベッキー7、タカ6、山口4という状態。

最終問題は山口の親で「他人の家でならできるが一人暮らしの人が自分の家では絶対にする事ができないものはなに」(留守番)。この問題は誰も正解できず、最終問題ということもあって各人大量に賭けていたために山口が大逆転勝利。しかし集中砲火を受けていた関係で、まるで祝福されない勝利者になってしまった。


答えが単純なだけに、わからないときの各人の口惜しがり方が面白く、正解されたときのリアクションも派手でよい。特にタモリはかなり本気で取り組んでいたようで、わからないときの絞り出すような声、正解されたときの「やられた!」という感じの声など心境がまるわかりで面白かった。また、なぞなぞ自体も(おそらくは)難問が多かったため、視聴者も必死で頭をひねる回になったと思う。実際に手軽に遊べそうなのもポイント高い。地味でぱっとしない回が多かった気もする最近では良作の部類。

空耳アワーの結果

安齋、敷島の断髪式に出席したらしい。山田五郎・いとうせいこう・えのきどいちろう・渡辺祐・しりあがり寿も出席したとか。

ミュージシャン 曲名 賞品
レオ・フェレオスタンド手ぬぐい
ブラッド・スエット&ティアーズスピニング・ホイールTシャツ

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